psql で-hを省略した場合は接続できなくて、-h localhostを指定すると接続できるのはなぜ？

Question

環境:
CentOS8
postgresql11.7

他の人が構築したpostgresに接続しようとして、以下のコマンドを発行したところエラーになりました。

psql -U postgres -d test

[psql: サーバに接続できませんでした: そのようなファイルやディレクトリはありません
ローカルにサーバが稼働していますか？
Unixドメインソケット"/var/run/postgresql/.s.PGSQL.5432"で通信を受け付けていますか？]

と怒られました。しかし、以下のコマンドだと接続できました。

psql -U postgres -d test -h localhost

psql の-hはデフォルトだとlocalhostになると思っていたのですが、違うのでしょうか？

Answer 1

PostgreSQLは触った事がありませんが。

psql の-hはデフォルトだとlocalhostになると思っていたのですが、違うのでしょうか？

マニュアルには、そんな事は書かれていません。

• psql -- PostgreSQL対話的ターミナル

ホスト名を省略した場合、psqlはUnixドメインソケット経由でローカルホストにあるサーバに、Unixドメインソケットを持たないマシンではlocalhostへのTCP/IP経由で接続します。

「Unixドメインソケット」というは、ファイル(のようなもの)で通信を行う事です。
ネットワークを介しての通信(インターネットプロトコルソケット)とは、手段自体が違います。

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余談。
「Unixドメインソケットを持たないマシン」とはWindowsの事だと思いますが、Windowsも最近(といってももう2年前ですが)になってUnixドメインソケットが使えるようになったんですね。

Comments

[doragonta]

回答ありがとうございます！

Unixドメインソケット部分に関しては理解ができていませんが、
ホスト名を省略した場合はローカルホストにあるDBサーバに接続するって書いてあるように見えます。
-h localhostを指定した場合もローカルホストにあるサーバに接続するということだと思います。

差異としては、ローカルホストに接続する際に、Unixドメインソケット経由か、インターネットプロトコルソケット経由かということでしょうか？

[katsuko]

はい、そうです。

[doragonta]

ありがとうございます。少し理解できました。