例外処理はクラス単位で書いてもOKなの？

Question

初歩的な質問になります。

Rubyの例外処理は、１つのメソッドで１つの例外処理を書くのでしょうか。複数のメソッドがある１つのクラスで、１つの例外を記述してもOKなものでしょうか。

１つのメソッドで１つの例外を書いた場合

class
	def main
	    begin
	    rescue
	    end
	end

	def sub1
	    begin
	    rescue
	    end
	end

	def sub2
	    begin
	    rescue
	    end
	end
end

１つのクラスで１つの例外を記述した場合

class
	begin
		def main
		end

		def sub1
		end

		def sub2
		end	
	rescue
	end
end

Answer 1

意味が変わります。

前者はメソッドの処理中に発生した例外を扱いますが、
後者はクラス定義の処理中に発生した例外を扱います。

class Hoge
	begin
		def main
		end

		def sub1
		end

		def sub2 
		    begin
		        raise( StandardError, "raise" )
		    rescue
		        puts "sub2 rescue"
		    end
		end	
		raise( StandardError, "raise" )
	rescue
	    puts "class rescue"
	end
end

h = Hoge.new
h.sub2

Comments

[pyon_kiti_jp]

なるほど。分かりました。
クラスをNewしたタイミングで例外を拾うことは、ほぼほぼないと思うので、
例外処理はメソッド単位で記述するものと認識しておいてOKでしょうか。

[ozwk]

はい。普通メソッド単位で記述します。

しかし、
> クラスをNewしたタイミングで例外を拾うことは、ほぼほぼないと思うので、
ここの認識が共有できているか不安です。

回答に貼ったコードはHoge.newしなくても"class rescue"が表示されます

[pyon_kiti_jp]

>ここの認識が共有できているか不安です。
ざっくりとは分かりました。
ご回答ありがとうございます。