###前提
ある書籍に載っていた、二つ配列A,Bの要素同士を足し合わせて新しい配列Cを計算するプログラムのサンプルがあるのですが、一部コードの意味が分からない部分があります。
書籍には
「配列aの1つ目の要素を配列bの1つ目の要素に足し、その結果を配列cの一つ目の要素として割り当てます。そして、配列のすべての要素に対して、この計算を繰り返します。」
としか記述されていず、コードに関しての解説は一切なく、困っています。よろしくお願いします。
###不明なコード
C
1ip[i] = (float)(rand() & 0xFF) / 10.0f;
配列の各要素に乱数を与えて配列の初期値を設定する部分です。
"rand() & 0xFF" 全体に対して括弧でくくりfloatのキャスト変換を行い、Fサフィックスを付けたfloat型の10で除算しているのだと思うのですが、除算する必要性がわかりません。
加えて、この部分
rand() & 0xFF
イマイチ何をしているのかが分かりません。
rand関数によって発生させた乱数をマスクすることによって下位8ビットのみ残し、残りの24ビット?を全て0にする処理を行っているのでしょうか。
これは配列の要素に入れる乱数の範囲を定めている?と認識してよいのでしょうか?
A,B二配列に初期値を与えるために、ただ単にrandを並べるのではなく、この様に記述する必要性は何でしょうか。
解答よろしくお願いします。
###ソースコード全文
C
1#include<stdlib.h> 2#include<time.h> 3 4 5void sumArraysOnHost(float *A, float *B, float *C, const int N){ 6 for (int idx = 0; idx < N; idx++){ 7 C[idx] = A[idx] + B[idx]; 8 } 9} 10 11void initialData(float *ip, int size){ 12 time_t t; 13 srand((unsigned int)time(&t)); 14 15 for (int i = 0; i < size; i++){ 16 ip[i] = (float)(rand() & 0xFF) / 10.0f; //----- 不明なコード ----- 17 } 18 return; 19} 20 21int main(int argc, char **argv){ 22 int nElem = 1024; 23 size_t nBytes = nElem*sizeof(float); 24 25 float *h_A, *h_B, *h_C; 26 h_A = (float *)malloc(nBytes); 27 h_B = (float *)malloc(nBytes); 28 h_C = (float *)malloc(nBytes); 29 initialData(h_A, nElem); 30 initialData(h_B, nElem); 31 32 sumArraysOnHost(h_A, h_B, h_C, nElem); 33 34 free(h_A); 35 free(h_B); 36 free(h_C); 37 38 return 0; 39}
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2016/03/10 09:34