Java EEについて調べていると「Java EEはエンタープライズ向けの……」「業務アプリケーション開発で使われる……」という記述が見られます。
この記述について2点質問があります。
- エンタープライズ向け・業務アプリ向けとはどういうことなのでしょうか?
- 普通の(いわゆるエンタープライズ向けでは無い)フレームワークとはどのように違うのでしょうか?
どちらか一つでもいいので分かる方がいましたら教えていただきたいです。
EDIT:
皆さん有り難うございます。
例えば「Twitter」なんかはみなさんがおっしゃるような「エンタープライズアプリ」「業務アプリ」ではないと思うのですが、Java EEのようなエンタープライズフレームワークでこういったWebサービスを作るのは適切ではないということでしょうか?
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回答3件
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通常、「エンタープライズ向け」、「企業向け」と言う場合、だいたい次のような特徴があります。
- 複数のマシンやソフトと組み合わせて初めて意味のある機能が追加搭載されている。(下記は例)
- Webサーバー機能 (クライアントとサーバがあって初めて成り立ちます)
- データベース連携機能
- クラスタリング機能
- SSOや外部認証機能
- メンテナンスが保守的。技術の先進性よりも、安定性や互換性を重要視する。
- 有償のサポートがある。または、製品自体が有償だったり、通常版より高価格。
ただし、上のことは比較的そういうのがあると言うことです。特に区別していないアプリケーションもありますし、区別していても、全てを満たすわけではありません。Java EEの場合は、1.の要素として、Java SEにWebサーバーに関する機能(Servlet)等が追加されていることぐらいです。ただ、Java SEであっても、TomcatやJettyを使えば同じような事はできます。Java EEでないと1.にあるようなことが全てできないというわけではありません。
2.の例としては、Firefox ESR版があります。3.の例としては、オープンソースにサポートを追加し、有償にしたものが多数有ります。
これらはJava SEなどの通常版が企業などのエンタープライズ分野では使えないという意味はありません。Servlet等にする予定がないのに、Java EEを使うのは無駄が多いです。Servletを使う場合でも、代替にTomcatやJettyを使えばほとんど同じ事ができます。また、通常版であっても、Java自体が保守的ですし、有償のサポートも用意されています。エンタープライズ向けは、あくまで通常版と比べて企業で必要とされている機能やサポート等が追加されているということであり、それらが必要でなければ無理に使う必要もありません。逆に必要であれば、個人であっても使う必要があります(ただし、法人売りしかしないような製品もあります)。このように製品を区別する道しるべ以上の意味は持たないことが多いです。ただし、製品によってもそのスタンスはバラバラですので、それぞれ違いの部分を確認する必要があります。
投稿2016/03/06 22:28
総合スコア21733
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エンタープライズに関する説明では有りませんが、JavaEEに関する説明サイトが有ります。
すでにご存知でしたら済みません。
先のご質問に関して少し追記致してみます。エンタープライズとは該当ソフトの最上位のエディションにベンダーが冠する言葉です。ビジネスで使われる想定において、大規模ビジネスに使われる前提の(冗長機能、ノンストップ、拡張性に関する機能が充実している)エディションと解釈できます、ですから社内で停止しては困る基幹業務やBtoB、ERP,サプライチェーンマネージメント向けのラインナップとして位置している製品と解釈できます。また、ユーザ数には制限を設けず、サーバの規模(CPU数)に応じてライセンスが変わるというシステム規模に見あったライセンス体系であるのが特徴とも言えます。
これに対して業務向け(StandardEditionと呼称される場合が有りますね)というのはイントラネット内の利用を前提とした、利用(サイジングやシステム負荷の見積りや増加が有る程度想定できる範囲のもの)向けととらえるのが簡単な分別理解です。
だから適用する業務にどちらのエディションが適しているかと判断するためには、業務内容に精通していることとエディションの特徴を把握して機能・価格がマッチしているかを判断できる必要があります。どちらを選ぶかで予算額は全然違ってしまうリスクがあることから、一人で判断されるのは大変です。業務・ソフト機能ともに不明である点をグループで共有し、エディション選定や業務範囲の前提など一つ一つをオーソライズしその結論として適正なエディションを選択することが、後に負の資産としないためにも重要です。導入後の保守費についても計画を立てる必要があります。
かいつまんで申しますと、エディションの違いを理解するには比較表を見つけることで表層的な違いは理解可能かと思うのですが、導入・開発のためには違いの本質を理解することが必要であり導入対象のアプリケーションの十分な調査と対象業務に対する十分な理解が必要かと思います。
投稿2016/03/07 13:16
編集2016/03/08 16:22総合スコア1339
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ベストアンサー
1.について
エンタープライズは直訳すると企業です。業務は企業で行われる業務のことを指します。
エンタープライズ向け、業務向けの…とは、企業の業務で使うのに向けた機能や作られ方がされた…となります。
企業は複数の部署が組織を成してルールに従い協力しあって業務を行っています。
エンタープライズ向け、業務向けとは、こうした組織がルールに従いつつ協力して業務行うのに適した機能を持っていることを示します。
具体的な機能としてはシステム間連係機能やワークフロー機能が挙げられます。
2.について
エンタープライズ向けのフレームワークは1.で説明した機能が作りやすくなっています。
1.で説明していない特徴として拡張性があります。企業は成長しそれに伴って利用者も増えます。システムは成長に合わせる必要があります。エンタープライズ向けのフレームワークには成長に合わせて増強をするための仕組みがあります。具体的な増強としてはサーバの追加が挙げられます。
エンタープライズ向けでないフレームワークの場合、作成は手軽に行うことができます。一方でシステム間連係や増強の仕組みはなく対応できないことが多いです。
投稿2016/03/12 19:13
総合スコア804
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