Ubuntuでg++で共有ライブラリを使用する際にincompatibleと言われます

Question

Ubuntu 14.04 LTS (GNU/Linux 3.13.0-24-generic x86_64)環境にて
提供された共有ライブラリ(ITest.h libTest.so)を使用したプログラムをコンパイルする際に

/usr/bin/ld: skipping incompatible ./lib/libTest.so when searching for -lTest
/usr/bin/ld: cannot find -lTest
collect2: error: ld returned 1 exit status

このような感じで互換性がないと怒られます。

soは32bitのもののようで、環境が64bitであることから-m32を指定してコンパイル等を試しましたが
どうしても同じエラーになります。

試しに自分で32bitのsoファイルを作成したところ、特に問題なくコンパイル/実行出来ました。

そこで提供されたライブラリ自体を疑い始めています。

試しにobjdump -aしたところ、

自前のso ：elf32-i386
提供されたso：elf32-little

このような結果となりました。
同一環境で32bitの共有ライブラリ(soファイル)を作成してファイルフォーマットが
異なるなんてことがあるものか、ここをまず詳しいかたにお尋ねしたいところです。

皆様のお知恵をおかしください。

Answer 1

アセンブラコード ←→ エルフ形式 ←→ バイナリ
と変換が可能です。

変換に必要なアプリをインストール

sudo apt-get install binutils-arm-none-eabi

混乱の元となっているファイルをリネーム

mv ./lib/libTest.so ./lib/libTest.elf

正規のso ファイルを作成

arm-none-eabi-objcopy -O binary -I elf32-little ./lib/libTest.elf ./lib/libTest.so

Comments

[退会済みユーザー]

アドバイスありがとうございます。
今、実機がなく確認できないのですが、明日試してみようと思います。

[退会済みユーザー]

ありがとうございます。上記方法で変換可能でした。

そもそもの話ですが
＞同一環境で32bitの共有ライブラリ(soファイル)を作成してファイルフォーマットが
＞異なるなんてことがあるものか、ここをまず詳しいかたにお尋ねしたいところです。

上記件については、クロスコンパイル環境でsoを提供元が
コンパイルしていたのですが
その際にターゲットとする環境を誤っていたのが原因のようでした。
指摘して正しいものを提供頂けました。

おかげで解決致しました。
ありがとうございました。