AWSでRailsのサーバーを起動させる仕組みについて

Question

いつもteratailにはお世話になっております。

今回は、AWSでRuby on Railsの環境を構築する際に一つ疑問におもったことなのですが、AWSでrailsを起動する際には、rails sコマンドで起動するというのはわかるのですが、サイトを完全に一般公開するとき（常にRuby on Railsが起動している状態）は、どのようにすればrails sコマンドが常時実行されているようにできるのでしょうか？

ちょっと日本語がおかしいかもしれませんが、例えばAWSで公開されているWebサービスなどは、管理者が手動でrails sコマンドをしているわけではないと思うので、どうすれば常時Railsサーバーが起動されている状態にできるのかを教えていただきたいです。

宜しくお願い致します。

Answer 1

私が実際にサービスで利用している2種類の方法を紹介します。

Apache+Passenger
ApacheにPassengerモジュールをインストールします。適切な設定を行うことで、Apacheを起動すればRailsアプリも起動した状態となります。
RHEL系であれば、chkconfig httpd onしておけば、サーバ起動時に自動でサービスが起動します。

Nginx+Unicorn
Web層にNginx、UnicornでRailsアプリを起動するようにしています。
RHEL系であれば、chkconfig nginx onとchkconfig unicorn onしておけば、サーバ起動時に自動でサービスが起動します。
unicornのinit.d scriptは自前で準備しています。

常時というのは、上の自動起動とはあまり関係ないのかなと個人的には考えています。
本番環境でもrails sで起動する場合もあります。

運用手順書を作成し、それに従って運用すればいいだけの話です。
以下の手順を作成し、MSPというシステム運用会社に運用を依頼しています。
（手順はこれだけではないですが、簡潔にするために3つとしています）

・通常時：サービス開始手順
・通常時：サービス停止手順
・障害時：サービス復旧手順

サービス停止手順は、計画メンテナンス等を行う際に利用します。
サービス復旧手順は、障害が発生してサービスがダウンした際に、サービスを復旧させるための手順です。

質問がもっと簡単で、インスタンスを起動したらサービスが起動すればいいという程度であれば、前者に記載した通り、自動起動の仕組みを設定すればいいです。

Answer 2

Railsを運用する上では、Webサーバとアプリケーションサーバという2つのサーバが絡んできます。

rails sとしたときには、両者をまとめてWebrickで動くのであまり意識はしないとは思いますが、実運用の場合には2つを分けて立てることが一般的です。そして、デーモンという形でサーバ起動とともに常駐させます。

2つのサーバの違いについては、詳しく書かれたものがありますので、ご参照ください。