NAT機能について

Question

NAT機能について質問です。
ブロードバンドルータにNAT機能を搭載するにはグローバルiPをユニークに保持させる必要があると思うのですが、そんなことをした場合、枯渇した時にブロードバンドルータを新たに接続したい新規ユーザーにip割り当てができなくなると思います。
自宅等のルータは電話回線で通信事業者のもとまでひかれていると思いますがあの向こう側ではどうなっているのでしょうか？
自宅のルータにもグローバルはふられているのでしょうか？

Answer 1

いまISPがIPv4枯渇で特に困ったているという話がない理由は、

1. ユーザーごとにIPアドレスを割り当てているわけではなく、ユーザーが接続してきたときにIPアドレスの在庫から引き当てています。ユーザー単位でIPアドレスを割り当ててもらいたい場合は「固定IPアドレス」という有料のサービスを申し込む必要がありますが、IPv4枯渇問題が顕在化してからはこのサービスをやっていないISPも増えてきました。

2. キャリアグレードNATといい、ISPもNATを使ってプライベートアドレスを加入者に配る例も増えてきました。加入者の宅内でもNATを使いますからNATの二階建てになります。

この2点によります。

Answer 2

そんなことをした場合、枯渇した時にブロードバンドルータを新たに接続したい新規ユーザーにip割り当てができなくなると思います。

NATはそもそも不足しているIPアドレスを常時利用されていない点に着目して融通するもので、全員が一斉に繋いだら枯渇するはずだ。といったようなことでしょうか？

ISPで働いたことは無いので実情は知らないですが、絶対数が足りている範囲で運用しているんじゃないでしょうか？(そうでないと本当にIPアドレスがなくてつながらないって事がおきそう）
ではなんでNAT?となりますが、IPvsユーザを1vs1で対応させるより管理が楽だからでは？
頻繁に契約/契約解除が繰り返される場合でも、あいてるところを勝手に埋めて利用してくれるなら何もしなくていいですからね。

自宅のルーターにもグローバルIPは割り振られていますよ。
※他にも幾らでも確認手段はあると思いますが、とりあえずググッて出てきたページを貼っておきます。
自分のグローバルIPアドレス確認ツール、「IP君」

個人で普通にISPと契約して、自宅にサーバを立て、
このIPを元にDNS登録してると、一定期間後DNSでのアクセスができなくなります。
確認するとIPが変わってます。

Answer 3

半分ＹＥＳ，でしょうか。

家庭用インターネットサービスで利用するＩＰアドレスは、事業者が予め予約しています。
（参考）
http://bgp.he.net/country/JP

ＩＳＰとの契約は、ＩＰアドレスをレンタルする形でのサービス提供となります。

Answer 4

こんにちは。

インターネット上で双方向通信するためには、グローバルIPが必要ですね。
ですので、インターネットにつながっているコンピュータとインターネット間のどこかにグローバルIPが割り当てられたNATルータが入っているか、コンピュータ自身にグローバルIPが割り当てられているかのどちらかが必須です。

そんなことをした場合、枯渇した時にブロードバンドルータを新たに接続したい新規ユーザーにip割り当てができなくなると思います。

NATを立ててしのいでいるようですが、それも限界があります。なので、IPv6への移行が少しずつ進んでます。

自宅のルータにもグローバルはふられているのでしょうか？

戸建ての場合は大抵振られているようです。ケーブルTV経由だとケーブルTV側にNATを用意することも多いそうです。たぶん、スマホのIPも電話会社のNATで変換されていると思います。

更に枯渇してきたら戸建てもプライベートIPになるかもしれませんね。サーバを立てたいなら有料でIPv4のグローバルIPを買うか、IPv6を使えと。