ラズパイ AD変換プログラム

Question

##今していること

Raspberry Pi + MCP3002の組み合わせでA/D変換を行っています。
A/D変換はできたのですが、プログラムコードの意味が理解できておりません。

##教えてほしいこと①
こちらのコードの解釈は正しいでしょうか。
CH0から取得するしているので、　0b01101000、0b00000000　(2進数）0x68,0x00 (16進数）
10bitのデータを取得するので、adc[0] 下位8bitとadc[1]の論理和に、0x03ffとの論理積で10bitデータ化

adc = spi.xfer2([0x68,0x00])
data = (adc[0] * 256 + adc[1]) & 0x3ff

##教えてほしいこと②
こちらのコードの解釈が分かりません。
こちらは、参照元のコードなのですが、こちらのコードの意味が理解できません。
adcに代入している、1, (2 + channel) << 6の部分は、どのように理解すればよいのでしょうか。

dataに代入する式も、これが10bitデータ化しているのが理解できないです。

adc = spi.xfer2([1, (2 + channel) << 6,0])
data = ((adc[1] & 31) << 6) + (adc[2] >> 2)

##教えてほしいこと③
0,0が表しているもの
これは、portとchを表していると理解していますが、
ch0を使用しているので、後半の0は分かるのですが、
portとは、どこのポートのことを表しているのでしょうか。

spi.open(0,0)

Comments

[ozwk]

データシートは読みましたか?
http://akizukidenshi.com/download/ds/microchip/mcp3002.pdf

[raspypy]

コメントありがとうございます。
データシートを読んだ結果、最初のコードの意味はなんとなく理解できたのですが、②、③のコードの解釈ができていない状況です。
①についても解釈が正しいのか疑問です。

Answer 1

教えてほしいこと①

あってます

教えてほしいこと②

①と6bitずれてます(MSBFビットの違いもある)
データシート読む限りMCP3002がちょっとトリッキーなSPI通信のフォーマットになっています。
というのも普通のSPIはバイト単位で通信するんです。
例えば「xバイト目のyビット目がzとというデータだよ」みたいな感じで通信内容が決まっているものなんです。
ところがMCP3002は「CSをアサートしてから最初にビット1を受信したタイミングから何ビット」という形で決まっているんですね。多分。

送受信配列番号	DIN(1)	DOUT(1)	DIN(2)	DOUT(2)
[0]	0	X	0	X
	Start(1)	X	0	X
	SGL/DIFF	X	0	X
	ODD/SIGN	X	0	X
	MSBF	X	0	X
	X	X	0	X
	X	B9	0	X
	X	B8	Start(1)	X
[1]	X	B7	SGL/DIFF	X
	X	B6	ODD/SIGN	X
	X	B5	MSBF	X
	X	B4	X	X
	X	B3	X	B9
	X	B2	X	B8
	X	B1	X	B7
	X	B0	X	B6
[2]			X	B5
			X	B4
			X	B3
			X	B2
			X	B1
			X	B0
			X	X
			X	X

教えてほしいこと③

SPIの送受信回路(ラズパイ内部の話)の番号です。
設定でSPI1を増やせます。

Comments

[raspypy]

わかりやすいご説明ありがとうございます。
最後の「送受信回路」の番号について教えて下さい。
spi.open(0,0)
最初の0は、バス番号と理解していますが、ラズパイ のバス番号はどこで調べれば分かりますか。ー？

[ozwk]

https://pinout.xyz/pinout/spi#

ここにSPI0とSPI1って書いてあるのわかります?
これの番号です

[raspypy]

確認できました。ありがとうございました。