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FLASHBACK DATABASEとRMAN の関係

redhat98

総合スコア236

Oracle

Oracleは、米オラクルが取り扱うリレーショナルデータベース管理システムです。メインフレームからPCまで、多様なプラットフォームに対応しています。

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投稿2016/02/16 03:33

みなさん、こんにちは

ORACLEでバックアップの勉強をしているのですが、FLASHBACK DATABASE と RMAN とフラッシュリカバリ領域 の関係がわかりません。

色々調べてみたところ
RMAN ---> バックアップ機能、リストア機能(細かなSCMを指定できる・制御ファイルを戻せる)
FLASHBACK DATABASE --> リストア機能(細かなSCMを指定できない?・制御ファイルを戻せない)
RMANで保存したバックアップ情報を利用?
フラッシュリカバリ領域 ---> バックアップに必要な情報を保持する領域
領域がいっぱいになったら、自動的に消してくれる(レベルのメリットしかわからない)

という感じになっているのではないかと思いました。
見ての通り、いまいち関係がわかっていません。

関係性がわかっていないと、細かな勉強はなかなか厳しいものがあります。

そこで、この3つの関係を教えて頂くことは可能でしょうか?

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ベストアンサー

なかなか短くまとめられず超長文となってしまいました。
少しでも参考になればと思います。

###[Flashback Database]
Oracleフラッシュバック技術の一部。
フラッシュバック機能を使用して、データの過去の状態を表示したり、データベースの一部またはすべてを巻き戻すことができます。
通常、フラッシュバック機能が適用されるほとんどの場合は、フラッシュバック機能の方がメディア・リカバリより効率的で簡単です。

###[Recovery Manager (RMAN)]
Oracle Databaseの物理バックアップおよびリカバリに使用されるプライマリ・ユーティリティ。
RMANは、RMANリポジトリと呼ばれる独自の構造にOracle Databaseのレコードを保持し、バックアップのストレージを管理し、バックアップを検証します。
これは、リカバリ・カタログと呼ばれる中央情報リポジトリとあわせて使用することも、またリカバリ・カタログなしで使用することもできます。
リカバリ・カタログを使用しない場合、RMANは、バックアップおよびリカバリの操作に必要な情報を格納するために、データベースの制御ファイルを使用します。
RMANをサード・パーティのメディア管理ソフトウェアとともに使用すると、ファイルを3次ストレージにバックアップできます。

###[フラッシュ・リカバリ領域]
10gからサポートされ、11gR1以降から高速リカバリ領域と呼ばれる。
制御ファイルのコピー、オンラインREDOログのコピー、アーカイブREDOログ・ファイル、
フラッシュバック・ログ、RMANバックアップなどのリカバリ関連ファイルの格納のために使用可能なオプションのディスクの場所。
高速リカバリ領域内のファイルは、Oracle DatabaseおよびRMANによって自動的に管理されます。
高速リカバリ領域の最大サイズは、ディスク割当て制限で指定できます。

###質問者様のご質問について

FLASHBACK DATABASE --> リストア機能(細かなSCMを指定できない?・制御ファイルを戻せない)

Flashback Databaseでは[TO SCN句],[TO TIMESTAMP句],[TO RESTORE POINT句]を使って
過去の時点に戻すことができます。
SQL> FLASHBACK DATABASE TO SCN 202381;
とすることでSCN指定も可能です。
ただし、

Flashback Databaseはすべてのデータ・ファイルが影響を受けるため、
データベース全体が過去の状態に戻ります。

とあるように少し使いどころに注意が必要な部分もあります。
また「制御ファイルを戻せない」については下記の通りで合っていると思います。

フラッシュバック・データベースの制約
(中略)制御ファイルのリストアまたは再作成前の時点に戻すために
FLASHBACK DATABASEを使用することはできません。

_

「FLASHBACK DATABASEはRMANで保存したバックアップ情報を利用? 」

この点については、

[Oracle Flashback Database]
機能は従来のPoint-in-Timeリカバリと同様で、データベースを過去の状態に戻すことができます。
ただし、Oracle Flashback Databaseは、データ・ファイルをバックアップからリストアする必要がなく、
アーカイブREDOログから適用する必要がある変更が少ないため、Point-in-Timeリカバリより非常に高速です。

[保証付きリストア・ポイントおよび高速リカバリ領域の領域使用状況]
高速リカバリ領域が一杯になると、他のファイル用の領域を確保するために、
高速リカバリ領域規則に従って再利用可能なアーカイブREDOログが
高速リカバリ領域によって自動的に削除される場合があります。
この場合、FLASHBACK DATABASEを使用するために、
そのREDOログ・ファイルを使用する必要があるフラッシュバック・ログも削除されます。

とありますのでRMANで保存したバックアップを利用すると言うよりは、
アーカイブログが利用されると言えると思います。

「関係性」について

フラッシュバック・ログ高速リカバリ領域にのみ格納可能なため、
高速リカバリ領域を有効にする必要があります。

Flashback Databaseは高速リカバリ領域(フラッシュ・リカバリ領域)が必須であることがわかります。

フラッシュバック・データベースにアクセスするには、
RMANのコマンドおよびSQL文FLASHBACK DATABASEを使用します。

SQL文で実行する以外にRMANのコマンドからも実行できることが分かります。

参考としたページ
Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド 用語集

Oracle® Database SQL言語リファレンス FLASHBACK DATABASE

Oracle Database バックアップおよびリカバリ基礎
5 リストア・ポイントおよびOracle Flashback Databaseを使用したデータ保護

~Re:Qてき筋力あっぷ ~ フラッシュバック・データベース

Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
FLASHBACK DATABASE

Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド
7 フラッシュバック・データベースおよびリストア・ポイントの使用

投稿2016/03/01 12:42

nabe3

総合スコア345

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redhat98

2016/03/02 23:31

回答すごいわかりやすいです。 ありがとうございました。
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