エッジとクラウドでの演算について

Question

エッジコンピューティングとクラウドコンピューティングについて質問いたします．
例えばライブ配信等のサービス(niconico)などの映像はクラウドにまとめあげられて解析されストレージに保存，ユーザは検索システム等を利用しつつ，コンテンツ配信すると思います．

ではエッジコンピューティングとはなんなのでしょうか？
例えばセンサ情報等のデータをエッジで一時処理するのなら想像ができます．すべてのデータを送る必要がなくなり、有効であると思います．

しかしエッジコンピューティングを，もし仮にクラウドとコンテンツ間のRTTを短くするための用途で使う場合には，どのようになってしまうのでしょうか？
エッジにキャッシュしないといけなくなると思いますがライブ配信のようなコンテンツをすべてキャッシュできるなら今度はクラウドの存在意義がわかりません．

まとめますと、エッジコンピューティングの，センサー以外でのユースケースがわかりません．
そもそもエッジを配置する業者はサービス提供者になるのでしょうか

Answer 1

エッジコンピューティングでイメージされている物がよくわかりませんが、例えばGoogleの検索サーバも、キャッシュサーバとして、各プロバイダのネットワーク内に設置されていたりします。これは、応答速度を稼ぐ為、より利用者に近い所に配置することで利用者満足度の向上を図る事と、提供者の負荷を分散する目的でWin-Winの関係にあるといえます。
このキャッシュサーバですが、からなずしもコストを考えてクラウドに設置するかといえばそうでもなく、目的に応じて物理サーバを設置することもあります。
何でもかんでもクラウドが良いという事ではなく、費用と効果を鑑みて、設置されるものかと思います。そもそも目的が実現できないのに、流行りやコストにとらわれた手段を強行するのは本末転倒となりかねません。