LINUXのシンボリックリンクとハードリンクに関して

Question

LINUXのシンボリックリンクとハードリンクに関して理解できていません。以下が自分の中での認識ですが、あってますでしょうか…

・シンボリックリンク…Windowsでいう「ショートカットを作成」によって生み出される「ショートカット」

・ハードリンク…対象ファイルのコピー。しかし、そのファイル自体を変更しても、コピー自体を変更しても全てに変更が反映される。

以上で間違っていないでしょうか。

Answer 1

ちょっと内部的な話になりますが。
UNIXではファイルシステムごとに一意の番号でファイル名と実体の対応を取っています。
ファイル名 aaa は 100番、bbb は 101番、... というように。
ハードリンクはこの番号が同じファイルになります。
例えばファイル名 xxx が 200番だとします。
ln xxx yyy
とするとファイル名 yyy に対して xxx と同じ200番が割り当てられます。
なので、xxx でも yyy でも同じファイルの実体を参照します。

また、シンボリックリンクの場合、実体のファイルを削除するとシンボリックリンクの方からアクセスできなくなります。(これはwindowsのショートカットでも同じ)
ハードリンクの場合はどちらが実体というわけではないので、上記例の xxx を消したとしても yyy でファイルの実体を参照できます。

Answer 2

シンボリックリンクは、ショートカットのようなもので合ってます。違いは、OSのレベルで認識するという点です。
ハードリンクは全く違います。コピーではなくて、ファイルに別名を付けると言うことです。同じ物を複数の名前で読んでいるだけなので、実体は一つです。