自分も分からなかったので、調べてみました。
結論としてはこれは比較のロジックを定義していて、大文字小文字を無視して比較します。
例えば以下のように使います。
java
1//StringのListを大文字小文字を無視してソートする
2List list = Arrays.asList("b", "A", "c");
3Collections.sort(list, String.CASE_INSENSITIVE_ORDER); // "A","b","c"
ひとつずつ読み解いていきます。
static Comparator<String> CASE_INSENSITIVE_ORDER
Stringクラスのフィールドに 静的に Comparator<String>型 で CASE_INSENSITIVE_ORDER という名前で定義してます。
Comparator<String> というのは ジェネリック型にStringを設定したComparatorインターフェースです。
型によって比較のロジックが異なるのでジェネリック型を使ってるようですね。
ちなみにComparatorインターフェースの実装はStringクラス内にCaseInsensitiveComparatorという名前でありました。
compareToIgnoreCaseの場合と同じようにStringオブジェクトを順序付けるComparatorです。
compareToIgnoreCase は同じStringクラスのメソッドです。
書かれているように、大文字小文字の区別せず比較するメソッドで、
CASE_INSENSITIVE_ORDERはComparatorクラスで同様の比較をするために指定するパラメータだそうです。
以下のように使います。
java
1String str = "AAA";
2str.compareToIgnoreCase("BBB"); // -1
3str.compareToIgnoreCase("aaa"); // 0
つまりソート処理 Collections.sort で繰り返し比較する際にcompareToIgnoreCaseメソッドと同等の処理がされている、ということです。
いろいろな用語が出てきてしまいました。
特に、おそらくジェネリクス(総称型)の理解が難しいかと思いますので、そちらは別途調べて頂ければと思います。