fxmlのLoad時のオーバヘッドについて

Question

FXMLLoader Loader = new FXMLLoader(getClass().getResource("FXMLMain.fxml"));
Parent root = Loader.load();

上記のようにFXMLファイルを読み込んでロードしたときに内部的に
FXMLをJavaソース変換してコンパイルしてバイトコードが生成され
表示されるように推測しています。

もし、そうならコンパイルまでの時間を短縮できないかと考えています。
つまりFXMLファイルからclassファイルを予め生成しておき、それを実行時に
loadすることでオーバーヘッドを回避できるのではないかという考えです。

実際にそのようなことができるのか、今後そのようなAPIが提供される予定なのか
ご存じの方はいますでしょうか？

あるいはこの推測が間違っているのであれば、ご指摘をお願いします。

Answer 1

参考:FXMLLoaderのjavadoc
公式のdocに
「XMLドキュメントからオブジェクト階層をロードします。」
FXMLファイルを読み込んだら、
XMLのオブジェクトとして分解して、
JavaFXのNODEを組み立てていると思うので、
Classファイルを作成すると言ったことはしていません。

あくまでも、FXMLファイルのロードと、NODEの組み立てですね。

コスト的にも、自分でコードを作ってレイアウトするより、ずっと楽でしょう。
そのためのFXMLですから。

Comments

[XCUBE]

現在、独自でScene BuilderのようなShapeノードだけの描画ツールを開発していますが、
それにあたりScene Builderで出力したFXMLの中身を調べてみたのですが、
殆どのタグ名や属性名はそのままクラス名とsetterメソッド名になるので
リフレクションをうまく使えばFXMLの出力も当初の想定より楽にできました。

そう考えるとロード時に一度XMLをソースコードに置き換えるのではなく、
リフレクションを使ってノードを生成している可能性が高いですね。

[luma]

ありがとうございます。
仕様としては、XMLEncoderで直列化するような感じでしょうか。
リフレクションを使ってノードを生成している、が正しいと思われます。

[XCUBE]

私の疑問にお付合いいただきましてありがとうございます。

JasperReportsなんかは帳票フォーマットを定義したXMLファイル(jrxml)を コンパイル
→ バイトコード(jasper) → ロードメソッド → 帳票出力メソッド → 帳票出力の流れが
サンプルソースとしてよく出てきますが、これは予めバイトコードを生成しておけるので、
もしもfxmlが同じような流れなのであれば予めバイトコードを作っておけないかと思っていました。
でも、fxmlを読んでロードしてから表示するまでの速度を考えたらコンパイルなんてして
いないのは解りそうなもんだろうと今になって思いました。