10.1.243.20 というIPアドレスのマシンAがあって、サブネットが255.255.255.0
である場合は、マシンAは10.1.243.~ というネットワークに属しているというのはわかりますか?
このネットワークを、簡単のためMと呼びますね。
10.1.242.15 というIPアドレスのマシンBがあって、サブネットが255.255.255.0
である場合は、マシンBは10.1.242.~ というネットワークに同様に属しています。
このネットワークも、簡単のため、Nと呼びますね。
ネットワークMには、ルータがあり、ネットワークNのルータとつながっているのも大丈夫でしょうか?
ルータは、宛先不明のときの相談役として、デフォルトゲートウェイに設定されていることが
通常です。
さて、具体的に、10.1.243.20 のマシンAから、10.1.242.15 のマシンBにパケットを送る際に、
どういうことが起きてるかといいますと・・・(かいつまんで概念だけですが)
マシンA:
「おやおや。10.1.242.15 なんて、サブネットで考えると、所属してるネットワーク違うなぁ。
これじゃあ誰かわからないから、僕の所属するネットワークのデフォルトゲートウェイのルータに任せちゃおう」
ネットワークMのルータ:
「ほうほう、10.1.242.15か。サブネットで考えると、ネットワークNの所属だな。
そっちのネットワーク管轄しているルータなら知ってるぞ。そいつに任せよう。」
ネットワークNのルータ:
「はいはい、10.1.242.15ね。私の所属のPCだから、わかりますよ」
マシンB:
「お、パケットが届いた。送信元は10.1.243.20? 誰だかわからないけど、返信するときはデフォルトゲートウェイのルータに送っておけば届くだろ。」
という具合で、やりとりされます。
Ethernetフレームの話もでてるので、厳密には、MACアドレスとIPが対応づけされてたりしますが、
サブネットの使われ方はおよそこんな感じで、単なるネットワークを区切るための、ネットワーク機器やPCでの設定値なのです。
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2016/01/08 05:08