投稿2020/01/28 08:01
編集2020/02/08 22:37現在SwiftでmacのCommand Line Toolアプリを作っています。特定のフォルダ内のmarkdownをhtmlに変換して、それをブラウザから見れるようにしたいです。オフラインの状態で使うことを想定しているので、インターネットにあげることはできません。
サーバーなしでそれぞれの記事にとぶリンクをhtmlにを貼っていく方法も考えたのですが、そのブラウザから今見ているhtmlの元になったmarkdownを自分の好きなエディタで編集できるようにしたく、ちょうどswiftでそれが出来そうだったので、swiftでサーバーをたてようかと考えました。
また、これを応用してiPhoneやiPadでのアプリ上でも同様のことをしたいです。
(ただ、iPhoneやiPadで編集するのは厳しそうなので閲覧だけになるかもしれませんが。)
アプリの中にVaporをライブラリーとしてimportして自分のアプリの中からローカルサーバーを建てることはできますか？
それともアプリ本体とは別でローカルサーバーを建ててアプリ本体からそれにアクセスしたほうが良いのですか？
できれば一つの実行ファイルだけにしたいのでアプリ本体の中にサーバー機能も含めてしまったほうが良いと思ったのですが、そうでないほうが良いのでしょうか？
回答よろしくお願いします。
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Vaporはたぶんアプリに組み込んで使うものではないと思います。Macなら独立した実行ファイルにしてapp bundleに組み込むことは可能ですが、iOSでは不可能です。
アプリにWebサーバー機能を持たせたいということであれば、Vaporに拘らなくても CocoaHTTPServer などのライブラリがありますので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。
以下、蛇足かもしれませんが、
まず、ブラウザで表示するWebコンテンツには次の4種類（とその組み合わせ）があります。
a. ローカルのHTMLファイルなどをそのまま表示（Webサーバーは不要）
b. リモートの静的コンテンツを表示（Webサーバーはあらかじめ用意されたHTMLなどのファイルを返すだけ）
c. リモートの動的コンテンツを表示（Webサーバーは毎回HTMLなどのコンテンツを動的に生成して返す）
d. クライアント側のJavaScriptコードが（必要に応じてサーバーにアクセスして）現在の表示内容を書き換える
aは、Macの場合ならmarkdownから生成されたHTMLファイルをダブルクリックして直接Safariなどで開くことができ、この場合Webサーバーは不要です。
iOSでも、アプリ内Webビューを使えば、生成したHTMLファイルや、HTML文字列を直接（ファイルを作らずに）表示できます。
ただし、他のマシン（や、iOSの場合は他のブラウザ）から表示することは難しいです。
b（を多分お考えなのだと思いますが）は、macOSにはもともとWebサーバーが付いているので、ちゃんと設定してHTMLファイルの出力先を工夫すれば、特別なソフトウェアを入れなくてもできるはずです。（本格的にWeb開発したいならお勧めはしませんが。）
・macOS Mojave の Apache で Sites ディレクトリを使って localhost を特定アカウントで利用する方法 - Qiita
・macOS 10.15(Catalina)にアップデートしたらhttpd.confの設定が飛んだので復旧させたメモ - Qiita
cは、HTMLファイルを生成せずに、ブラウザからアクセスされるたびにmarkdownからHTMLを生成して返す方法になります。この場合、markdownを更新したのにHTMLが古いままという事故を防ぐことができます。
dは、例えばteratailの投稿画面で入力した内容がすぐにプレビュー表示されますが、おそらくサーバーにはアクセスせずにJavaScriptだけで処理していると思います。
また、クリップや高評価などのボタンはJavaScriptからサーバーに通知して、ページ全体を書き換えることなく処理していると思います。
で、CocoaHTTPServerはMacでもiOSでもアプリに組み込んで使えて、bだけでなくcやdもたぶん可能なので、まずはこちらをお勧めします。
投稿2020/02/09 08:38
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