websocketのコネクション切断時の処理について

Question

クライアント(アプリ)とのWebSocketハンドシェイク成功後に、アプリをバックグラウンドに置いたりすると、
コネクションが切れてサーバー側ではwebsocketのclose処理が呼ばれます。
この挙動は検証で既にわかっているのですが、例えばクライアントが急に圏外になったり、電源が切れたりした場合でも、サーバー側のclose処理でハンドリングできるのでしょうか。

様々な情報を調べたのですが、切断に関してはっきりとした情報は現時点では見つかっていません。
もしよろしければ詳しい仕様が載っているサイトなども合わせてご紹介いただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

クライアント側での明示的なclose()処理の場合、モバイル端末の圏外状態、電池切れなどの障害を含め、サーバー側では onclose イベントが発生しますし、切断原因は CloseEvent.code の値で識別できます。

MDNのこの記事にざっくりとした説明と切断原因コードの一覧があります。また、websocketのクローズ処理については、正常系、異常系の詳しいシナリオが RFC6455のここで説明されていますので、適宜参照を。
簡単に言うと、相手側が明示的に close() を実行した場合は、1000 (CLOSE_NORMAL) が通知され、圏外や電池切れ（つまり一定時間を超えて無通信状態が続いた場合）は 1006 (CLOSE_ABNORMAL) が通知されます。（ただし、websocket の実装により 1006 以外が通知されるかもしれません。）

ご参考になりますでしょうか。