【migrationファイルを削除してはいけない理由】

Question

プログラミング初学者です。
あるサイトに「migrationファイルはいわばデータベースを作成した歴史です。よって実行されてup状態になっているmigrationファイルは絶対に削除したり、編集したりしてはいけない」と書いてありました。
ここで質問です。
そのmigrationファイルの情報をもとにデータベースをいったん作成したらもうそのファイルは用済みなのではないのですか？そのファイルが作成したデータベースに今後どのような影響を与えるのでしょうか？
例えばtestテーブルを作成するmigrationファイルを削除してしまったとき、そのあとtestテーブルにカラムを追加するmigrationファイルがあったとしても、データベースにデータが残っているので何ら問題はないのではないかと考えてしまいます。（実際はエラーが出ます。。。）

Answer 1

そのmigrationファイルの情報をもとにデータベースをいったん作成したらもうそのファイルは用済みなのではないのですか？

マイグレーションファイルの必要性には、いろんな側面があります。

• 複数人で開発している、あるいは本番と開発など複数サーバがある場合、環境ごとに逐一データベースを構築するより、マイグレーションファイル自体を共有して各環境でマイグレーションを回したほうが合理的です。
• 開発環境では、正しくマイグレーションが適用されているかを確認するため、マイグレーションのファイルとデータベース上のマイグレーション履歴を照合しています。ファイルを削除してしまうと、「データベース上はマイグレーションが進んでいるのにそのファイルがない」という、辻褄の合わない状態となってしまいます。