ORACLEで4000BYTE以上を保持する方法

Question

いつもお世話になっております。

DBにORACLEをを使用したWebシステムの開発を行っています。
ユーザから、「メールをデータとして保持しておきたい」ということで
以下の要望があります。
・運用上4000BYTE以上のメールを保持するケースがある
・現状メール本文を検索することは無いが、将来的には不明
・添付ファイルは添付ファイルのテーブルで管理している

これを実現するためいろいろな実現方法があります。

1. VARCHAR2(4000)のカラムを複数作成して、AP側で分割/結合する
2. サーバにファイルで保持する
3. LOBで保持する

個人的には2を選択したのですが、他案の方が優れている点や、
また他にも良い方法があればご教授いただけないでしょうか。

環境：
DB:ORACLE 11g UTF-8
AP:ASP.NET C# .NET Framework 4.5
windows Server 2012R2で、HDDは100GB程度
O/R:Entity FrameworkでDBアクセス
DBは他者管理で、全文検索エンジンはインストールされていないとのこと。
NoSQLは今まで使用実績が無いです。

Answer 1

Oracleのストアド・オブジェクトが保存される[ALL_SOURCE]をビューをご存知でしょうか？
このビューのようにメールを1行ごとにVARCHAR2型で保存する案はどうでしょうか？
1行の最大サイズがVARCHAR2(4000)の制限を受けますが、
LOBで管理するよりも管理・検索しやすいと思います。

参考URL
Oracle® Databaseリファレンス 11gリリース2
ALL_SOURCE

Comments

[mno]

案1を正規化する案ですね。
性能などが気になるため、試してみます。
ありがとうございました。

Answer 2

1 の方法は読み書きの時点で結合と分解など本来不必要な操作が発生しますし、もし、将来的に検索が必要になった時、境界をまたいだ検索が問題になると思います。この方法は使うべきではないでしょう。

質問の本文から添付ファイルの具体的な保持方法が不明瞭なのですが、添付ファイルを物理ファイルとして保持し、テーブルから参照しているのであれば、既にファイル管理をしているわけですから、2 のサーバにファイルで保持する方法を使い、ファイルへの参照情報だけレコードで管理するのが自然だと考えます。

添付ファイルも DB 上で全てバイナリ化して保存しているのであれば、バックアップなど保守運用の一元化を目的として 3 の LOBで保持する方法に優位性が出てくるでしょう。折角 DB だけで完結していたのに、ファイル管理の手間を増やす価値があるのかどうか？運用規模や周辺の条件によっては、この方法も十分アリですね。

その他の方法としては、開発者や運用者が扱いに手馴れているファイル管理専用のサブシステムなどが、もし存在していれば、そちらを併用する事も考えられるかもしれませんが、仕掛けを組み合わせると処理フローや運用が複雑になりがちなため、要望に対しての解決策としては挙げられている 2 あるいは 3 の方法が無難なのではないでしょうか？ちなみに、前提条件なしに普通に組むなら私も 2 の方法を使うでしょうね。

Comments

[mno]

まだ検討段階のため、添付ファイルの実体をどこに保持するか未決定です。
ご意見ありがとうございました。