docker-compose.ymlに記述された driver: localは何を指定していますか？

Question

ここ↓に書いてあるdocker-compose.ymlで
https://doc.owncloud.org/server/10.3/admin_manual/installation/docker/

files:
    driver: local

は何をしている部分なのでしょうか。
Docker-docs-jaを読むと「ボリューム・ドライバがどのボリュームを使うべきかを指定」
とありますが、local以外に何か指定できるのでしょうか？

docker-compose.yml内には

services:
  owncloud:
    volumes:
      - files:/mnt/data

とあるので、コンテナ側の/mnt/dataにデータが置かれて
ホスト側は"files"で？、その"files"はlocalと指定されている
のですが、driver: local はどういう意味でしょう？

Dockerボリュームを表示してみると、docker-compose.ymlの
記述通りにDRIVERはlocalと表示されています。

$ docker volume ls
DRIVER              VOLUME NAME
local               wk-owncloud_backup
local               wk-owncloud_files
local               wk-owncloud_mysql
local               wk-owncloud_redis

Answer 1

ここに使えるドライバー(プラグイン)のリストがあります。(ここにのっていないドライバーもあると思います)
Use Docker Engine plugins

例えば、外部サーバにあるファイルを、コンテナから使いたいときなどに使います。

事前に、ホストのファイルシステムに明示的にmountコマンドでマウントしておいて、
そのディレクトリをコンテナにマウントしたら同様のことは実現できるように思いますが、
プラグインを使うとそこら辺りをDockerに閉じて設定できるのがメリットだと思っています。

デフォルトのドライバーのlocalは、その名の通り、ホストのローカルのファイルシステムに
ボリュームを作成するものです。

Comments

[taro373]

『Local Persist Plugin』の部分ですね
これまでDockerに関して勉強してきましたが、まだまだですね
「ドライバー(プラグイン)」という言葉は、今回知りました

引き続き、（Dockerを使いながら）勉強します

[bsdfan]

local persistentは標準のlocalの拡張版で、また違うものですよ。

[taro373]

>ここに使えるドライバー(プラグイン)のリストが
を開いて"local"で検索すると「Local Persist Plugin」しかヒットしませんが、別物ですか
すみません勘違いしました。
教えていただいたリンク先のものではなくあくまで「デフォルトのドライバー」なのですね
ありがとうございました