VisualStudio2019におけるCUDAの環境設定について

Question

前提・実現したいこと

現在最新のVisual Studio 2019 CommunityにCUDA 10.2を入れて環境を整えようとしています.
$(CUDA_INC_PATH)などの設定により少なくとも初頭の簡単なコンパイルなどは通るようにはなっています.
しかしsyntax highlight系に問題があります.

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(質問1)
実行は可能なのですが

gpu_func()<<< a, b>>>();

のような関数利用がbit shift演算子として認識されエラー (アクティブ) E0029 式が必要ですというエラーを吐きます.これを解決する方法はないのでしょうか?

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(質問2)
$(CUDA_INC_PATH)などを通せばcuda_runtime.hやdevice_launch_parameters.hをincludeしなくてもコンパイルは通ってしまいます. なぜでしょうか? またこれらheaderを書かないとsyntax highlightが消えてしまいます. linux向けのコードなのか書かれていないものが多いですが書かないほうがいいのでしょうか? 書かない場合highlightはどうつければいいのでしょうか?

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(質問3)
ソースコードの種目の種類をC/C++ コンパイラからCUDA C/C++に変更しますがCUDA以外のメイン関数なども混ざったコードをCUDAコンパイラに乗せても問題ないのでしょうか?

よろしくお願いします.

補足情報

Windows10 Pro
VisualStudio2019 Community

Answer 1

$(CUDA_INC_PATH)などの設定により少なくとも初頭の簡単なコンパイルなどは通るようにはなっています.

しかしsyntax highlight系に問題があります.

...
エラー (アクティブ) E0029 式が必要ですというエラーを吐きます.これを解決する方法はないのでしょうか?

syntax highlightはC++の文法チェックですから、C++の文法から外れた独自構文の混じる ～.cu ではしゃーない。

$(CUDA_INC_PATH)などを通せばcuda_runtime.hやdevice_launch_parameters.hをincludeしなくてもコンパイルは通ってしまいます. なぜでしょうか?

CUDA-compiler: nvcc はdefault-include(勝手にinclude)するヘッダがあります。そのおかげでしょうね。

ソースコードの種目の種類をC/C++ コンパイラからCUDA C/C++に変更しますがCUDA以外のメイン関数なども混ざったコードをCUDAコンパイラに乗せても問題ないのでしょうか?

問題ないはず。nvccは～.cuをGPU-codeとCPU-codeに分離し、CPU-codeはhost-compiler(ここではVC++)に横流しされますから。