emacsの起動時に読み込まれた設定ファイル一覧の取得方法

Question

知りたいこと

emacsを起動した時に、どの設定ファイルが読み込まれたのかを調べたい。

背景

オリジナルのemacsでも、いろいろ修正されたemacsでも、デフォルトでたくさんのパッケージが入っていて、何かしらの設定がすでになされていると思います。
新しいバージョンなどのものを入れたときに思いもよらぬ挙動をすることがままあり、思っているのとは違う設定がどこか知らないところでされているのだろうと想像しています。
それを修正しようと思っても、どこでどのような設定をした結果の挙動かを特定できずに途方に暮れることが頻繁にあります。どのパッケージが有効になっているのかもわかりません。
読み込まれた設定ファイルを見ることができれば解決する手がかりになるかと思うのですが、その設定ファイルを見つけ出すことができません。

やったこと

何から手をつければいいか見当もつきませんでしたが、emacs関連のファイルやログが入っていそうなフォルダもかたっぱしから見た限りでは、それっぽいものは見つけることができませんでした。
ネットや本で調べてみましたが.emacs.d/init.elなどユーザー設定ファイルの情報ばかりで、デフォルトの設定ファイルの情報は見つけることができませんでした。

Answer 1

emacsの機能は feature という単位にまとめられており、ロードされた feature は features という変数に保存されています。

features
;;=> (pulse
;;    macrostep-c
;;    cmacexp
;;    macrostep
;;    help-fns
;;    ...
;;    make-network-process
;;    emacs)

さらに pulse という feature がどのファイルから読まれているかということは、 *scratch* で pulse と書き、 M-. で定義ジャンプすることによって pulse という feature が定義されたElispファイルにジャンプすることができます。

Emacsが起動するときに、実際何が起こっているかはマニュアルに記載があります。
https://ayatakesi.github.io/lispref/25.1/elisp-ja.html#Startup-Summary

Comments

[hoshidash]

ありがとうございました。調べが足りませんでした。
追いかけてみたいと思います。