GoogleAppScriptでの固定長CSVデータの取り出し

Question

前提・実現したいこと

GoogleドライブにあるCSVデータをスプレットシート内に取り込むプログラムを作成しています。
GoogleドライブにあるCSVデータをarray化はできたのですが、そのデータが固定長で、delimiter設定がうまくできません。
また、そのデータ内には「¥」やら「,」が存在し、文字列として差別化しなければならない状態です。

上記の状態の固定長データを取り出すことは実現できたのですが、
私自身がプログラム経験なしの独学のため、賢い書き方がわかりません。

下記コードを、プログラマの視点から見て自分ならこうするなどのご意見を頂けると幸いです。

該当のソースコード

function test(){
  var arr,arr2,rec,num,ssOut
  
  arr  = MyLibrary.importCSVData(folderID,fileName)
  //Googleドライブ内のフォルダIDとファイルNameからarray化しています。
　rec  = [];
  arr2 = [];
  
for (var a = 0; a < arr.length-1; a++){
    num = arr[a].toString()//「，」が含まれたデータのため、差別化してます。
    rec.push(num.slice(0,6))//ここから固定長データをゴリ押しで分離します。
    rec.push(num.slice(6,16))
    rec.push(num.slice(16,24))
    rec.push(num.slice(24,27))
    rec.push(num.slice(27,39))
    rec.push(num.slice(39,60))
    rec.push(num.slice(60,70))
    rec.push(num.slice(70,81))
    rec.push(num.slice(81,90))
    rec.push(num.slice(90,91))
    rec.push(num.slice(91,92))
    rec.push(num.slice(92,99))
    rec.push(num.slice(99,105))//ここまで固定長データを分離してます。
    arr2.push(rec)//分離した「，」区切りのarr[a]を格納していきます。
    rec = []
    }

  arr2 = MyLibrary.replaceFt(arr2,"\","¥")
　//array内の「¥」文字を張り付けたときに[]にならない様に置換しています。
　//以降arrayの貼り付けプログラム

}

試したこと

私個人としては
rec.push(num.slice(6,16))
rec.push(num.slice(16,24))
rec.push(num.slice(24,27))
rec.push(num.slice(27,39))
の書き方が改善の余地がありそうな気がしてはいても、その方法が解らない状態になります。

固定長データを取り扱うメソッドを検索してもGoogleAppScriptでは
情報がみつかりませんでした。

Answer 1

dodox86様のアイディアを参考に下記コードになりましたので一応張っておきます。
最終的にスプレットシートに貼り付けを行いたいため、二次配列化させるように、
.join(",")は省略しました。

汎用性とメンテナンス性にすぐれたLibrary化ができました。
改めてありがとうございました。

function test3() {
 
  var arr,arr2,rec,num,ssOut
  
  arr  = myLibrary.importCSVData(folderID,fileName)
  const cols = [6,10,8,3,12,21,10,11,9,1,1,7,6];
  
  arr2 = fixedLenCSV(arr,cols)
  arr2 = myLibrary.replaceFt(arr2,"\","¥")

//以降貼り付け用のプログラム
  
}


//固定長arrayListを一次配列文字数で分離する。
function fixedLenCSV(array,cols) {
  var a  = array;
  var a2 = [];
  var rec  = [];

for (var i = 0; i < a.length; i++)
  {
    var s = a[i].toString()
      cols.forEach(function(colLen) 
        {
        var part = s.substring(0, colLen);
        rec.push(part);
        s = s.substring(colLen);
        });
        
    a2.push(rec);
    rec = [];
  }
return a2
}

Answer 2

一例ですが、こんなのはいかがでしょうか。固定の文字列から各項目(カラム)ごとの長さで切り出し、","でarray.joinするサンプルです。
Goole Apps Scriptで動きます。

function test2() {
	// 切り出したい固定長文字列
	var source = "1223334444555556666667777777";

	rec = [];

	// 固定長のカラムの長さを配列にする。
	const cols = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7];

	// ワーク用としてsへ
	var s = source;

	// 配列の要素数分を処理
	for each(colLen in cols) {
		// 頭からカラムの長さ分取って
		var part = s.substring(0, colLen);

		// recにpushして格納
		rec.push(part);

		// 頭からカラムの長さ分を除去して、次の文字列にする。
		s = s.substring(colLen);
	}

	// ","でjoin
	var result = rec.join(",");
	return result;
}

// 確認用
function test23() {

  var result = test2();

  // "1,22,333,4444,55555,666666,7777777" と表示される。
  Browser.msgBox(result);
}

---

追記しました： 2019-10-28 12:22

Google Apps ScriptでforEachが使えないな？、と思ってfor each文でループを回しましたが、使えました。

// 右のコードでは使えない: cols.forEach(colLen => {
cols.forEach(function(colLen) {
    var part = s.substring(0, colLen);
    rec.push(part);
    s = s.substring(colLen);
});

Comments

[roots]

早速の回答ありがとうございます。
このコードを参考に手を加えましたらとても汎用性があり、スマートに仕上がりました。
ありがとうございました。

[dodox86]

未経験の初心者さん、とのことでしたが、当初のコードが力技だとしても、要望のものを一人で作り上げられているのは素晴らしいと思います。がんばってください。