アセンブリ言語 実行ファイル生成やりかた

Question

知恵袋でも質問しているのですが
（話のレベルが低・・・）
回答がつかないので解決方法を教えてほしいです。

MinGWを導入し、コンパイルできる環境を構築しました。

#include <stdio.h>

int main(void){
return 0;
}

gcc -S sample.cでアセンブラファイルを出力

.file	"sample.c"
	.def	___main;	.scl	2;	.type	32;	.endef
	.text
	.globl	_main
	.def	_main;	.scl	2;	.type	32;	.endef
_main:
LFB10:
	.cfi_startproc
	pushl	%ebp
	.cfi_def_cfa_offset 8
	.cfi_offset 5, -8
	movl	%esp, %ebp
	.cfi_def_cfa_register 5
	andl	$-16, %esp
	call	___main
	movl	$0, %eax
	leave
	.cfi_restore 5
	.cfi_def_cfa 4, 4
	ret
	.cfi_endproc
LFE10:
	.ident	"GCC: (MinGW.org GCC-6.3.0-1) 6.3.0"

as -o sample sample.sよりオブジェクトファイル生成

コピペ不可能でした。

gcc -o sample sample.o
よりオブジェクトファイルの生成ができるようになりました。

私がやりたいのは

リンク内容

こちらのサイトで紹介されている
アセンブリ言語 Hello Worldを実行ファイルにして、実行させてみたいです。

.file   "hello.s"
.data
msg:    .ascii  "hello world\n"
msgend: .equ    len, msgend - msg

.bss
.text
.globl main
main:
        movl $4,        %eax # write system call(sys_write)
        movl $1,        %ebx # arg1:stdout
        movl $msg,      %ecx # arg2:str
        movl $len,      %edx # arg3:strlen
        int  $0x80           # system call
        ret

形式は同じのはずです。

で、やってみると
(ファイル名 a)
as -o a.o a.sよりオブジェクトファイル生成（エラーなし）

オブジェクトファイルから実行ファイル生成

C:\Users\u16154\Desktop\asemble>gcc -o a a.o
c:/mingw/bin/../lib/gcc/mingw32/6.3.0/../../../libmingw32.a(main.o):(.text.startup+0xa0): undefined reference to `WinMain@16'
collect2.exe: error: ld returned 1 exit status

Google翻訳使ったのですが・・・

libmingw32.a（main.o）:(。text.startup + 0xa0）： `WinMain @ 16 'への未定義の参照

OSの問題ですか？（システムコールとかの）

今回はどこに勘違いがあるのでしょうか？

ご教授お願いします。

Comments

[cateye]

Windowsの場合は”WinMain”からmain()が呼ばれます。従ってそれが見つからない（リンクできない）と言っているのだと思います。

[kazuyakazuya]

ありがとうございます。OSの問題なのですね・・・

[asm]

msys2だとビルド通っちゃったから多分Mingw版固有もしくはバージョン的な問題のようです。
環境作るの面倒なので憶測ですが、mainを_mainに書き換えると通るかも

[kazuyakazuya]

あ、mainを_mainにしたらできました。
ありがとうございます！

Answer 1

MinGW なら、main ではなく _main でしょう。

        .text
msg:    .ascii  "hello world\n"
msgend: .equ    len, msgend - msg
        .globl  _main
_main:
        subl    $12, %esp
        movl    $len, 8(%esp)
        movl    $msg, 4(%esp)
        movl    $1, (%esp)
        call   _write
        addl    $12, %esp
        ret

ライブラリの write を呼び出すのでシェルコードとしては使えないでしょう。

Comments

[kazuyakazuya]

回答ありがとうございます。

シェルコードはいったん置いておいて

アセンブリ言語を少しは理解できるようにということで

やってみました。

Answer 2

OSの問題ですか？（システムコールとかの）
今回はどこに勘違いがあるのでしょうか？

ご推察のとおり、OSの問題です。

int 80h は Linux 32ビット版でのシステムコール(ソフトウェア割り込み)です。Windows OSには適用できません。
teratailの過去の質問回答が参考になるかもしれません。
（。。。と、検索したら回答の一部は私のものでした。手前味噌ですみません）

teratail#93287 - nasm システムコールの疑問

そのアセンブリ言語コードでやるなら、32ビット版linux上で試す必要がありますね。
それでもシェルコードとして動作させるなら、障壁は高いでしょうけれども。

Windows上ですと、MinGWで仮にリンクが成功しても、int命令の実行時に一般保護違反で落ちるはずです。

libmingw32.a（main.o）:(。text.startup + 0xa0）： `WinMain @ 16 'への未定義の参照

Windows上で動く一般的なプログラムは、シンボルWinMainが実行時のエントリーポイントになるので、それがリンクされていないとのエラーです。

Comments

[kazuyakazuya]

回答ありがとうございます。

OSの問題でしたか・・・
仮想環境を整えたいところですが
メインのパソコンはスタックフレーム破壊したせいで
壊れてしまったんです。

それで予備のタブレットパソコンを使用しているのですが
メモリが圧倒的に足りない・・・

なので、意地でもwindows GASという条件でアセンブリ言語を体験したいのですが

CやRubyと違って全然（？）参考資料が見つかりません。
（形式・OSによって左右される）

うーん、アセンブリ言語想定外のところで難易度高いですね・・・。

[dodox86]

シェルコードを抜きにすれば、Windows環境でアセンブリ言語でのプログラミングを体験するのはそれほど難しいことではありません。int 80hの部分をMessageBoxなどのWindows APIや、printfなどのC言語ランタイムライブラリの呼び出しに変えるようなかたちになります。
「GAS Windows アセンブリ言語プログラミング」などと検索すれば様々な記事がヒットしますが、デバッグ環境も含めて少し腰をすえて環境構築をする必要はあると思います。

[kazuyakazuya]

ありがとうございます。