こんにちは。
無償ソフトのテストを誰が行っているのか?が問題と思います。
Debianのリポジトリに登録できる人が誰なのか把握していませんが、恐らくDebianのディストリビュータではないでしょうか? ディストリビュータがどの程度QtとDebianの互換性をテストしているかというと、膨大なソフトをリポジトリに登録していることを考えるとあまり密なテストをしていることは期待できないように感じます。
ユーザさんが問題を見つけて修正し、それをディストリビュータへプルリクエストして採用されて初めて当該問題が回避される、それ以外の問題は放置という姿がありがちと思います。古いものはもしかすると多くの人がプルリクエストして信頼性が上がっているかもしれないし、古いから誰も使わなくて放置されているかもしれないし、悩ましいところです。(実際のところはディストリビュータ次第と思います。もし、Debianが高信頼性を目指すものなら結構密にやっている可能性もある筈です。)
逆に、Qt公式の汎用Linux版がどのLinuxでテストされているのか?が問題ですね。Debianは結構メジャーなのでテストしている可能性はあると思います。Qt公式がテストしていたら比較的安心感は高いと思います。
何れにせよ、オープン・ソース・プロジェクトで無償のものは自己責任ですし、ソースが公開されているから問題が発生した時に原因追求も可能という意味で安心感は逆に高いです。(その分余計に工数がかかります。)
ちなみに、Qtの商用ライセンスは結構あたまが痛くて、一度オープン・ソース版で開発したソフトを商用ライセンスへ移行できません。プロジェクトに本格着手する前に良く検討する必要があります。
問 : オープンソースソフトウェアではないアプリケーションを Qt のオープンソース版で開発し、販売を開始する時に商用ライセンスを購入するのは可能ですか。
答 : できません。商用ライセンスの取り決めは、商用ライセンスの取り決めの下に Qt を用いて開発されたソフトウェアだけに適用されます。この取り決めに先だって Qt オー プンソース版で開発されたコードには適用されません。
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2019/10/03 08:31
2019/10/03 08:50