Google Analyticsでフォームの「購入」ボタン押下回数をカウントする事は出来るのでしょうか？

Question

あるECサイトのコンバージョンをGoogle Analyticsで検証出来ないかと考えています。

Google Analyticsの本などを見ると、KPIの設定は、「PV」よりも、「目標金額」がよいなどと書かれていたりもしますが、目標金額に当たち出来ているかを測定する為には、実際にいくら購入されたかがわからなければなりませんが、Google Analyticsで購入金額は測定できるものなのでしょうか？

例えば、submitされたタイミングで、その時、いくら分購入されたかなどは、Google Analyticsで測定可能なのでしょうか？

もしくは、Google Analyticsは、あくまでもPVやUUの測定だけで、購入金額などをからめたKPIについては、あくまでも手計算で行うか、別途何かプログラムするものなのでしょうか？

または、購入画面で購入ボタンを押されたかどうかぐらいは、Google Analyticsで測定可能なのでしょうか？

Answer 1

こんにちは。

Google Analyticsでコンバージョンを設定する場合、購入したことをゴールとして計測することはできますが、購入金額を算出することはできません。
購入金額をトラッキングする場合は、e コマース トラッキングの設定を行わなければなりませんので、コンバージョンの設定について説明した後、あわせて紹介させていただきます。

１）コンバージョンを設定する
Google Analytics管理画面で、アナリティクス設定 > 目標 > 新しい目標 から URLを指定します。
「目標設定」としては、今回の場合、「収益 > 注文：購入や予約を済ませた」を選択し、「次のステップ」をクリック。
つづいて、管理されている ECサイトの構造にあわせてゴールフローを設定します。
たとえば、商品ページ > カート > 支払方法の指定 > 確認画面 > 完了画面 といった各画面の URLを登録します。

２）e コマース トラッキングを設定する
ECサイトの分析を詳細に行う場合は、e コマース トラッキングを設定してください。
e コマース トラッキングを正しく設定すると、購入商品、数量、収益など、さまざまな項目の分析が可能になります。
Google Analytics管理画面で、アナリティクス設定 > ビュー設定 から「日本円（JPY ¥）」を選択。
e コマースの設定 > e コマースを有効にします を「オン」に。
その後は画面の指示にしたがってすすみ、e コマーストラッキングタグの設定（リンク1、リンク2）などを行ってください。

そのほか、Googleで 「Google Analytics、ECサイト、コンバージョン」などと検索すれば、設定のしかたを具体的に説明をしているブログエントリーがいくつかみつかるはずです。

以上、ご参考いただければ幸いです。

Comments

[p-craft]

おぉ！こんなに事細かく出来るとは！
早速やってみます！
ありがとうございました～m(_ _)m

[退会済みユーザー]

p-craftさん、コメント（返信）をいただきありがとうございます。
僕の回答がすこしでもお役にたてたのでしたらとてもうれしいです。

[p-craft]

あのー、プロフィールからサイトを拝見させて頂いたのですが、もしかして凄い方でいらっしゃいますか。。。(汗)
しかも、回答数がものすごいですね。。。
なぜ、貴方様のように凄いお方が、わざわざ回答して下さるのですか？
しかも、コメント物凄く謙虚でございますね。。。大変恐縮でございます。

[退会済みユーザー]

p-craftさん、恐れ多いコメントをいただきありがとうございます。

僕は「凄い方」でもなんでもありません。George Cohtaは僕の実名（本名）ですが、p-craftさんはこの名前をいちどでも耳にしたことがあるでしょうか。おそらくないと思います。まあ、僕は（現在のところ）そんなていどの存在です。

さて、なぜ僕は（ぜんぜん凄くありませんが）回答するのでしょうか。
teratailをはじめ、こうした Q&Aサイトで回答するひとの多くがそうだと僕は思うのですが、なにかで困っていたり悩んでいたりするひとを前にしたとき、いちいち自分の良心や倫理観に基づいて手をかさなければならないなどと考えるひとはすくないのではないかと思います。
こうした思いは（僕の中では）自然に、反射的にでてくるものです。なぜ答えるのか、といったようなことは意識していません。

すこしだけうがった見方をしてみましょう。
僕がライフワークとして研究しているゲーミフィケーションの分野でもよく取りあげられる、アメリカの心理学者アブラハム・マズローの提唱した考えに「欲求5段階説」というものがあるのですが、これがヒントをあたえてくれるかもしれません。

その5段階というのは、低次から順に、
○生理的欲求（食べたい、寝たいなど）
○安全欲求（雨風をしのぐ住居、健康など）
○社会的欲求（集団への帰属、仲間との交流など）
○尊厳欲求（他者からの承認、尊敬など）
○自己実現欲求（自己実現のための創造的活動など）
となっています。

上記の構造から、ひとがだれかの質問に回答する行為は、社会的欲求と尊厳欲求のあいだあたりにあるものだと考えられるでしょう。また、こうした欲求は、どの欲求に属するものであったとしても、本来人間にそなわっているものであり、なにかのきっかけ（縁・トリガー）があれば発動するものだとされています。
つまり、だれかの「質問」は、僕たちの「回答」を引きだすきっかけであり、その課題のクリアが自分にとって可能であるなら、自然な成り行きとして回答が実行されるのです。

いろいろと書き連ねましたが、僕が回答するのにはたいした理由はありません。

ただし、人々の幸せ、社会の発展に貢献できる存在でありたいということはつねづね僕が考えていることです。

[p-craft]

ほぉおおおお！なるほど！
マズローの欲求段階の話はしっていますが、そういう意味では、私は、２番目の安全欲求の段階でございます。
今は、ご好意をありがたく受け取らせて頂きまして、私も出来るだけ早めに上野段階に行きたいなと思いました。ありがとうございましたm(_ _)m