公開鍵のみを削除してはいけないのは何故か

Question

公開鍵(パブリックキー)と秘密鍵(プライベートキー)の削除に関して質問があります。
秘密鍵と公開鍵を削除したい時には、公開鍵を削除することでそのペアになっている秘密鍵を無効化するのが主流な方法のようですが(例:参考元)、
秘密鍵を削除して公開鍵を無効にする方法は検索しても出てきません。
秘密鍵を削除するだけでは何か問題があるのでしょうか？
もし、秘密鍵を削除して公開鍵を無効化する方法が載っているサイトがありましたら教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願い致します。

参考元:
https://www.mk-mode.com/blog/2016/12/07/linux-gpg-disable-public-key/#

Comments

[nanami12]

何を目的とした質問なのでしょう？

[.m.manami-m.]

分かりづらく失礼いたしました。
主に質問したいこととしては、
・秘密鍵を削除して公開鍵を無効化する方法が一般的ではないのは何故か
ということで、サブの質問が
・もし秘密鍵のみを削除する方法があったら教えていただきたい
ということです。

[nanami12]

質問の意図がわかってないようなので
なぜ、秘密鍵のみを削除する方法がしりたく
その目的はなんのためですかと言うことです。

[.m.manami-m.]

秘密鍵、公開鍵のキーペアを作り直したいので、
既存のキーペアを一度削除することが今回の目的です。
その際に、公開鍵を削除し秘密鍵を無効化する方法ばかりが紹介されており
何故 秘密鍵を削除し公開鍵を無効化する手段は取らないのか気になり質問いたしました。

Answer 1

秘密鍵を削除して公開鍵を無効にする方法は検索しても出てきません。

秘密鍵を削除するだけでは何か問題があるのでしょうか？

はい、秘密鍵から公開鍵を生成することが可能ですので、秘密鍵自体が漏洩したという事態に対しては、対応する公開鍵の無効を宣言することでしか対応ができません（SSL証明書の場合も、CRLとかOCSPといった仕組みで無効な証明書を管理しています）。

Comments

[maisumakun]

もちろん、秘密鍵の漏洩がない、単なる切り替えの場合は新しい公開鍵を配布して「これからはこちらを使うから」式の運用でも問題ありません。

古い公開鍵に対応した秘密鍵を正しく削除すれば、もはやそれに対応した文書を生成することはできませんので、わざわざ無効を宣言しなくても問題はありません（SSLの証明書切り替えでも、期限があるのでいずれ無効化されるという事情もありますが、古い証明書を失効リストに登録することは一般に行われません）。

[.m.manami-m.]

ご回答ありがとうございます。
今回はキーペアを新しく作り直したいため、秘密鍵、公開鍵の削除方法を調べておりました。
秘密鍵が漏洩した場合は対応する公開鍵を無効化する必要があるが、
漏洩ではなく再作成の場合には新しい公開鍵を配布するのみでも、秘密鍵を削除するだけでもいいんですね。
理解できました。