フォルダの存在確認で存在しないはずのフォルダが存在すると判定されてしまう？

Question

WIndows 7 では存在しないはずのフォルダ
C:¥Documents and Settings
が、PowerShell でも VBA（FileSystemObject）でも存在するかのような判定になってしまうのはなぜでしょうか？

PowerShell だと以下の様になります。

PS C:¥> Test-Path "C:¥Documents and Settings"
True

PS C:¥>

同様に、ExcelVBA でも

'フォルダが存在するかどうかチェック
Sub test()
    Dim FSO As Object
    Set FSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
    If FSO.FolderExists("C:¥Documents and Settings") Then
        MsgBox "フォルダが存在します"
    End If
    Set FSO = Nothing
End Sub

⇒ "フォルダが存在します" のメッセージボックスが表示される

のようになります。

Answer 1

「Documents and Settings」フォルダがジャンクションとして「C:\」に存在するからではないでしょうか？

コントロールパネルの「フォルダーオプション」で「表示」タブにある「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をチェックし、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外すとWindowsエクスプローラーでも表示されるかと思います。

Comments

[hsk]

こんにちは。横から失礼します。
なるほどコマンドプロンプトから dir /A を発行すると、hyper-drums-koさんが仰られた内容を確認できますね。

[pi-chan]

hyper-drums-koさん、hskさんありがとうございます！
「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックしただけでは表示されないのですね…
「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外したら、確かに見えました。
dirコマンドもしばらく使っていなかったので「/A」オプションの存在を忘れていました。
ファイル/フォルダの再帰検索でフォルダが実在したら配下を検索するようにしたかったのですが、ジャンクションが実フォルダと区別されず、その配下を参照しようとしてエラーになってしまうので対応法方に苦慮していました･･･
相手の正体がジャンクションだと分かれば何とかなりそうです。ありがとうございました。