Q&A
GPIOに繋がっているスイッチの入力を監視する為に
QFileSystemWatcherを使って/sys/class/gpio/gpioXX/value
の値の変更を検知させようとしています
スイッチを動かすことでvalueの値が変化しているのは確認済みです
また、echoを使って値を手動で設定することでQFileSystemWatcherが
fileChangedシグナルをemitしているのも確認できました
ただ、スイッチによる値の変化ではなぜかfileChangedシグナルがemitされません
Monitoring Sys Files with QFileSystemWatcher
には/sys/class/gpio/gpioXX/edgeを変更する必要がある、というようなことが書いてあったので
試してみたのですが、結果は変わりませんでした
そもそも、手動で値を変更すればemitされることを考えればあまり関係なさそうでした
できればタイマーなどは使わず、スイッチの入力監視を行いたいため
この現象に心当たりがある方、他の方法を知っているかた
教えていただけませんでしょうか？
よろしくお願いします
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ベストアンサー
使用しているGPIOは割り込みに対応しているでしょうか？
レベルの変化でイベントを起こすためにはGPIOが割り込みに対応しており、ドライバもサポートしていることが必要になります。
サポートしていなければ"/sys/class/gpio/gpioXX/edge"へ書き込みを行ったとき、エラーになります。
この操作は成功しましたか？
2019-09-05時点でのまとめ
※コメント欄に貴重な情報が散在しているのでまとめておきます。新たな情報はありません。
■ハードウェアは目的の機能を満たすための能力を持っているか？
→持っている。
GPIOのレベル変化のイベントを受け取るためにはポートが割り込みをサポートしている必要がる。
以下の２点からサポートしていると判断した
- "/sys/class/gpio/gpioXX/edge"への書き込みがエラーにならなかった。（Linux Kernelの実装によると割り込みをサポートしていない場合、書き込みに失敗する)
- レベル変化をさせてみたところ、割り込み発生回数が変化した。実際に割り込みをハンドリングしている。（割り込み発生回数は
cat /proc/interruptsで確認できる。
■ソフトウェアは目的の機能を満たすための能力を持っているか？
→持っていなかった。 Linux Kernelのバージョンを3.16.*以上にする必要がある。
QtのQFileSystemWatcherはLinuxのinotify機能を使ってファイルの内容変化などを検出する。
GPIOのレベル変化は/sys/class/gpio/gpioXX/valueの内容変化であり、使えそうな気がするが実際は通常のファイルとは異なるため、Kernelによる個別対応が必要となる。その対応が行われたのがLinux Kernel 3.16.*である。しかし、使用していたLinux Kernelは3.4.5であり、機能をサポートしていなかった。
投稿2019/09/02 11:55
編集2019/09/05 11:51
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