シードが発生する条件は、参加チーム数が 2^n になっていない場合です。
そして参加チーム数が m のとき、シード数は ** m 以上で、最小の 2^n の値 - m ** となります。
※m = 2^n のときは上記式からシード数が 0 になります
ここで n は決勝を含む、勝ち上がるための試合数になります。
13チームのトーナメントを組む場合、n = 4(2^4 = 16 > 13 > 2^3=8) となり、1回戦(13→8)→2回戦(8→4)→準決勝(4→2)→決勝(2→1)となります。
シード数が決定すれば、あとはトーナメント上でシードになる試合を決めて、その試合の一方の相手を「シードなので不戦敗になる」ことが分かっているように表現すればいいのです。
次に、シードの場所の決定ですが、まず「なるべく不公平にしない」ことがもとめられます。つまり、トーナメントの両翼の片方によるようになっていてはいけないし、決勝までの勝負数が極端に少なくなってもいけません。
ですから一番上がシードになったら、次は一番下がシードになります。
ではその次は、というと、トーナメントの両翼に均等に割り振るので、上側半分の中で、もっとも下にある試合(つまり真ん中に見える)をシードにし、次は下側半分の中で、もっとも上にある試合……という格好になります。
13チームで考えると、まず1回戦目は
A B C D E F G H I J K L M N O P
の16チーム(うち3チームをなくしてシードとする)ですので、A と P を削って、B と O がシードになります。
あと一つはこの16チームの上側(左側)半分、すなわち
a B C D E F G H
の中から(すでにシードで消えているAをaと表現します)もう一つ消すことになるので、反対側の「H」を消します。
さらにこれが12チームでだとすれば、さらにもう1個消すのはトーナメント表の下側(右側)半分から、
I J K L M N O p
P と I の両方を削ればいいことが分かります。
ではさらにもう1チーム減らすには? 今は
a B C D E F G h i J K L M N O p
となっていますが、半分は使い切りましたから、さらにその半分、つまり
a B C D
に着目して、ここから D を削るのです。
要するに、半分ずつにしてその端を除外する、をくり返していけばいいはずです。
※ただし5個以上シードとする場合、ABCD, EFGH, IJKL, MNOPの中から ABCD で削ったら、次は MNOP から削る、というように均等に割り振らねばなりませんが。
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