Visual C++を使用してExcel(や他のOffice製品)をコントロールするにはCOMの理解が多少なりとも必要になります。COMの使い方を一から説明すると大変なので、Chironianさんが提示されているサイトはぜひ目を通しておいていただきたいと思います。
また上記の理由から直接のコードを提示するのは結構大変なので、道筋だけで勘弁してください。ただMFCを使用する場合、COMオブジェクトのラッパークラスを自動で作成してくれる機能がありますので、それを使用されると負荷が軽減すると思います。
Visual Studio 2008の場合ですが、
0. ソリューションエクスプローラ上で、プロジェクトを右クリック→追加→クラスを選択
0. 表示される「クラスの追加」ダイアログで、カテゴリを「MFC」、テンプレートを「TypeLibからのMFCクラス」と選んで「追加」ボタン
0. 「TypeLibクラス追加ウィザード」ダイアログで、使用できるタイプライブラリのドロップダウンからお目当てのオブジェクトを選択する。Ecelであれば「Microsfot Excel 14.0 Object Library<1.7>」というのが該当します(Office 2010の場合です、バージョンによって、数値が多少違ったりします)。
0. 必要なインターフェースを選択します。このあたりからExcel VBAのオブジェクト名から推測可能なインターフェース名になってくるので、マクロで使用されているオブジェクト名を追加していけばよいでしょう。
もし、違うバージョンのVisual Studioを使用されている場合、メニューの位置や機能が変更になっているかもしれませんので、そこは都度ご使用のバージョンに置き換えてみてください。
これで、Excelの機能を呼び出す手掛かりにはなったと思います。後はExcelのVBAで実現したい機能を書いてみて、それをVC++でラッパークラスを組み合わせて移植する、という流れになります。
また、ここでは説明しきれませんが、VBAではさらりと書かれている記述でも、VC++ではかなり遠回りな書き方が必要になったりします。実際に実装を進めてみて行き詰った時にまたこのサイトなどで相談されてみてはいかがでしょうか。
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