(2+4)/2=3だが、型を判定するとfloatになる理由

Question

A=2
B=4
print(type(A))
print(type(B))
print(type(A+B))
print(type((A+B)/2))

とすると、

<class 'int'>
<class 'int'>
<class 'int'>
<class 'float'>

と返されます。
なぜ、(A+B)/2の結果が整数であってもfloatとして判定されるのでしょうか?

Answer 1

数値演算結果の値がちょうど整数のときは整数型になり、そうでない場合は実数型になるというようなプログラミング言語は多分無いです。
数値演算結果の型は、演算結果の値では無く、演算対象の型と、どの演算子かによってだけ決まります。

整数と実数の区別のある言語では、整数同士の割り算は小数点以下切り捨てて整数にするという言語がＣをはじめとして多いです。
Pythonの場合は、割り算演算子に/と//の2種類あり、整数同士の//の時だけ小数点以下切り捨てで整数になり、それ以外の組み合わせでは商は実数です。

Comments

[maisumakun]

> 数値演算結果の値がちょうど整数のときは整数型になり、そうでない場合は実数型になるというようなプログラミング言語は多分無いです。

っ「PHP」

除算演算子 ("/") の返す値は浮動小数点数となります。 ただし、ふたつのオペランドがともに整数 (あるいは整数に変換できる文字列) であり、かつ結果が割り切れる場合には整数値を返します。

https://www.php.net/manual/ja/language.operators.arithmetic.php

Answer 2

仕様です。整数除算をしたい場合は // を使って下さい。

Answer 3

/で割り算するとfloatになります。
整数にしたいなら、//で割り算しましょう