unsetを用いた配列の削除について

Question

以下のコードなのですが、$item_info_listのキーstatusが「０」だった場合、配列を削除することを想定し、書いたコードなのですが、実行しますと

array(1) { [0]=> array(5) { ["id"]=> int(24) ["name"]=> string(10) "テスト2" ["price"]=> int(200) ["img"]=> string(8) "img/test" ["status"]=> string(1) "0" } }

このようになってしまいます。$item_info_listに含まれている２つの配列のキーstatusはどちらも「０」にも関わらず、何故、一つしか配列が削除できないのでしょうか？

$item_info_list = array(
    0 => array('id' => 33, 'name' => 'テスト', 'price' => 100, 'img' => 'img/test', 'status' => '0'),
    1 => array('id' => 24, 'name' => 'テスト2', 'price' => 200, 'img' => 'img/test', 'status' => '0')

);

foreach($item_info_list as $key=> $value){

  if($value['status'] == 0){
    // var_dump($key);
    // exit();
    unset($item_info_list[$key]);
  }
  
//   var_dump($item_info_list);
  
  $item_info_list = array_values($item_info_list);
}
var_dump($item_info_list);
exit();

Answer 1

用途が分からないので何とも言えませんけど、これくらいの内容だったら新しく配列作ったほうが分かりやすいコードになると思います。

$new_list = [];
foreach($item_info_list as $key=> $value){
  if($value['status'] === '0') continue;
  $new_list[$key] = $value;
}
var_dump($new_list);

Comments

[aae_11]

そういった方法もあるのですね。用途によって使い分けていこうかと思います。

[m.ts10806]

ですので、用途を追記してください。
というか、unset()は今回のような用途で使うことはほとんどないと思います。

[aae_11]

実は、$item_info_listには、固定ではない複数のデータが入るといった感じで、考えていたんですよね。
unset()は通常どのような場合に使われたりするのでしょうか？

[m.ts10806]

よく使うのはメモリの解放。
大きなデータを変数に持たせるとメモリを沢山使うので、
適宜解放することで使っていない変数が保持する領域を解除します。

[aae_11]

そうなんですね。となりますと、配列に格納される小さな値を削除したといった場合には、あまり使わない方が良いのでしょうか？

[m.ts10806]

それももとの配列をどう使いたいかによります。
基本的にですが、PHPはプログラムが最後まで読まれると自動的にメモリを解放するものなので、総データ量が小さいようであれば「削除するのではなく使わないだけにする」という選択肢もあります。
余程パフォーマンスを求めるのであれば使う場面がないとは言えませんが、そういう細かいところよりロジックの見直しの方が何倍も有用です。

Answer 2

foreachで配列を回しながら中身を削除したり、（$item_info_list = array_values($item_info_list);のように）途中で配列を入れ替えたりと言った操作は、予期しない動作を招きますので、どのように動くのか熟知しているのでなければやってはいけません。

条件で配列を振り分けるarray_filter関数を使うのがいいでしょう。

$item_info_list = array(
    0 => array('id' => 33, 'name' => 'テスト', 'price' => 100, 'img' => 'img/test', 'status' => '0'),
    1 => array('id' => 24, 'name' => 'テスト2', 'price' => 200, 'img' => 'img/test', 'status' => '0')

);

$filtered = array_filter($item_info_list, function($item) {
  return $item['status'] !== '0';
});

Comments

[aae_11]

ご回答ありがとうございます。
少し、疑問に思ったのですが、「return $item['status'] !== '0';」こちらの部分で$item_info_listは多次元配列にもかかわらず、$item[0]['status']のように指定しなくても良いのは何故なのでしょうか...?

[maisumakun]

> $item_info_listは多次元配列なのに、$item[0]['status']のように指定しなくても良いのは何故なのでしょうか...?

array_filterのコールバックには、要素が1つずつ送られています。

[aae_11]

ご返信ありがとうございます。
array_filterの仕様のようなものとの解釈で合っていますでしょうか？

[maisumakun]

そうですね。

Answer 3

配列を削除することを想定し、書いたコード

コードが提示されていません。
普通にfilter処理すればよいと思います

$item_info_list = array(
  0 => array('id' => 33, 'name' => 'テスト', 'price' => 100, 'img' => 'img/test', 'status' => '0'),
  1 => array('id' => 24, 'name' => 'テスト2', 'price' => 200, 'img' => 'img/test', 'status' => '0'),
);

$item_info_list = array_filter($item_info_list,function($x){
  return $x["status"]!=="0";
});
print_r($item_info_list);

参考

削除するときは配列のケツから処理するとよいです

$a=["a","b","c","d","e"];
for($i=0;$i<count($a);$i++){
  if(in_array($a[$i],["b","c","d"])) unset($a[$i]);
  $a = array_values($a);
}
print_r($a);

これをすると"b"を削除したとき後ろのデータがつまってきて、連続データの"c"が
削除されないのでNG

$a=["a","b","c","d","e"];
for($i=count($a)-1;$i>=0;$i--){
  if(in_array($a[$i],["b","c","d"])) unset($a[$i]);
  $a = array_values($a);
}
print_r($a);

後ろから回せばつまっても問題ない

Comments

[maisumakun]

配列の下にコードが隠れています。

[yambejp]

失礼しました。見落としていました

[yambejp]

参考処理を追記しておきました

[aae_11]

ご回答ありがとうございます。
for文で回した場合、何故、連続した要素が削除できなかったのかが分かりました。
foreachにしても、 array_values()でキーが振りなおされている為、つまってしまったといった感じだったのですね...

Answer 4

$item_info_list = array_values($item_info_list);

これを消してしまえば動きます。

Comments

[aae_11]

他の方のご回答から、理解することができたのですが、$array_valuesが原因でキーが振りなおされてしまっていたことが原因のようでした...

[takepan1973]

それを言うなら array_values() でしょう。
ちなみに削除じゃなくて、 foreach() ループの外に出しても正常に動きます。（というか、それが当初の希望の処理なのでしょうが）
foreach() や array_filter() が反復処理を行うということが理解できていれば良いのですが。

[aae_11]

＞array_filter() が反復処理
この点につきましては、maisumakunさんにご解説頂き、理解することができました！