Swift 初回起動は画面の向きを縦(ポートレート)で固定して特定のViewControllerで回転(ランドスケープ)を許容したい。

Question

#試したこと
info.plist内で起動時の画面を縦固定し，　AppDelegate で　application(application:supportedInterfaceOrientationsForWindow)内で

func application(application: UIApplication, supportedInterfaceOrientationsForWindow window: UIWindow) -> Int {
        
        return Int(UIInterfaceOrientationMask.allButUpsideDown.rawValue)
    }

としていますが，　どの画面も回転しません。

参考：iPhone6Plusと初回起動時の画面向きについて

各ViewController には

override var supportedInterfaceOrientations: UIInterfaceOrientationMask{
        return .allButUpsideDown
    }
    
    override var shouldAutorotate: Bool{
        return true
    }

として回転を許容しています。

以下の記事についても試しましたが，効果はありませんでした。

check the box "Requires full screen" in the General Targets setting
iOS9 supportedInterfaceOrientationsForWindowが呼び出されなくなる

表題の通り，LaunchScreenを固定して回転させる方法をご教授いただきたいです。
よろしくお願いいたします。

Comments

[hayabusabusash]

逆にinfo.plistで回転を許容する設定にしておいて、
回転させたくないViewControllerには回転させないようにした場合はどうでしょうか？
NavigationController管理下のViewControllerは気をつけた方がいいみたいです。
( https://qiita.com/YuwUnknown/items/876f5f1c1734ce6a7651 )

[fathy]

ご回答いただきありがとうございます！
当初そのような実装をしていたのですが、launchscreenの制御はコードからではできず、info.plist内でのみ制限できるとのことでした。

参考: https://qiita.com/kenmaz/items/1704152ef38c35bfe9fe

launchscreenの横向きの画像も用意しておくのが一番早いですかね…。

[hayabusabusash]

ちょっと手元でやってみます。
質問についてですが、LaunchScreenは縦のみサポートして
一部のViewControllerでは横向きもサポートするということがやりたいことになりますか？

[fathy]

仰る通りです。

お手数おかけしますがお願い致します。

Answer 1

ほとんど質問者様と同じですが以下のようにしてみてはどうでしょうか？

まずプロジェクト単位(info.plist)のデバイスの向きの設定はPortraitのみに設定します。
これでLaunchScreenは縦のみがサポートされます。

次にAppDelegate内で以下の記述をしてデバイスの向きの設定を変更します。

class AppDelegate: UIResponder, UIApplicationDelegate {

    var window: UIWindow?


    func application(_ application: UIApplication, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [UIApplication.LaunchOptionsKey: Any]?) -> Bool {
        // Override point for customization after application launch.
        return true
    }

    func application(_ application: UIApplication, supportedInterfaceOrientationsFor window: UIWindow?) -> UIInterfaceOrientationMask {
        return UIInterfaceOrientationMask.allButUpsideDown
    }
}

そして縦のみをサポートしたいViewControllerは以下のようにして縦のみをサポートするようにします。

class ViewController: UIViewController {
    
    override var shouldAutorotate: Bool {
        return true
    }
    
    override var supportedInterfaceOrientations: UIInterfaceOrientationMask {
        return .portrait
    }

    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
    }
}

回転をサポートするViewControllerでは以下のようにします。

class ViewController: UIViewController {
    
    override var shouldAutorotate: Bool {
        return true
    }
    
    override var supportedInterfaceOrientations: UIInterfaceOrientationMask {
        return .allButUpsideDown
    }

    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
    }
}

ただこれらがUINavigationController、またはUITabBarControllerの管理下にある場合
そのままでは各ViewControllerで設定した値が反映されないので対策する必要があります。

UINavigationControllerを使って試していたので、
以下のようなExtensionを定義して各ViewControllerの設定を反映させるようにしました。

extension UINavigationController {
    
    open override var shouldAutorotate: Bool {
        guard let viewController = self.visibleViewController else { return true }
        return viewController.shouldAutorotate
    }
    
    open override var supportedInterfaceOrientations: UIInterfaceOrientationMask {
        guard let viewController = self.visibleViewController else { return .all }
        return viewController.supportedInterfaceOrientations
    }
}

Comments

[fathy]

本当にありがとうございます。
2日もハマっていました笑。

AppDelegateの
application(_ application: UIApplication, supportedInterfaceOrientationsFor window: UIWindow?)
の部分が

application(application: UIApplication, supportedInterfaceOrientationsForWindow window: UIWindow)
となってwindowが余分についていたことが問題のようでした。

古いコードを参照してコピペしたことを反省すると同時に，hayabusabusash様にこんなミスにお付き合いさせてしまい申し訳無いです。

本当にありがとうございます。

[hayabusabusash]

よかったです！
そういったコードは関数名だけ見てあとはXcodeの補完に任せた方が間違わなくいいですよ！
今まで画面の向きを制限する機会はなかったので勉強になりました。こちらこそありがとうございます。

[fathy]

今後からは気をつけます。

そう言って頂けてよかったです。
ありがとうございました！