ソケット通信のbind()とconnect()の違いについて

Question

ソケット通信でbind()とconnect()がありますが今一つ違いがわからないため教えてください。

調べると下記のような説明がありますが具体的に何が違うのでしょうか？

• bind

ソケットを特定のIPアドレスとポートに紐付ける。
ロカールアドレスに使われる。

• connect

リモートソケットに接続する。
接続先アドレスに使われる。

Answer 1

この説明で分からないと言われると、そもそも、
・サーバープロセスが、特定ポートで接続を待ち受ける
・クライアントプロセスが、サーバーノードの、サーバープロセスが接続を待ち受けているポートに接続する
という風に、TCPセッションが張られるということが理解できていますでしょうか？

Answer 2

・bind

ソケットを特定のIPアドレスとポートに紐付ける。
ロカールアドレスに使われる。
・connect
リモートソケットに接続する。
接続先アドレスに使われる。

記載の通りなのですが、どのような場合に利用されるかがわかった方が
イメージしやすいかもしれませんね。

一般的な利用用途として、bindは、サーバ側が複数のIPを持つ場合に
どれか一つのIPのみで待受をしたいとか、単一のIPだとしても、ある決
まったポートでのみ待受をしたいといった場合に利用します。一般的な
webサーバなども同様ですね。
connectはクライアントからサーバに接続する際に利用します。

ちなみに、クライアント側は通常connectする際に利用するポートは空い
ているものが利用されますが、bindを利用することで使用するポートを
指定することが可能だったりします。