オーバーローディングオぺレイター？

オーバーローディングの部分の理解がしっかりできていません。（const CVector& param）引数は変更不可能なCVectorクラスのパラムアドレス？
アドレス演算子の前に型をおいたってことですよね？
頭がこんがらがってきました、どうオーバーローディングが機能しているか丁寧に説明していただけるとありがたいです。
よろしくお願いします

コード
#include <iostream>
using namespace std;

class CVector {
  public:
    int x,y;
    CVector () {};
    CVector (int a,int b) : x(a), y(b) {}
    CVector operator + (const CVector&);
};

CVector CVector::operator+ (const CVector& param) {
  CVector temp;
  temp.x = x + param.x;
  temp.y = y + param.y;
  return temp;
}

int main () {
  CVector foo (3,1);
  CVector bar (1,2);
  CVector result;
  result = foo + bar;
  cout << result.x << ',' << result.y << '\n';
  return 0;
}

行動規範の内容に同意します

回答2件

ベストアンサー

掲示されたコードの中にアドレス演算子は無いです。
コード中の '&' は全部、参照変数の定義ですね。

文脈によって '&' が参照変数の定義か、それ以外かを読み取る必要がありますね。

2項演算子 a+b なパターンの演算子オーバーロードは、たとえば a.operator(b) のような感じ？

たとえば「CVector CVector::operator+ (const CVector& param) {」が
「CVector CVector::plus(const CVector& param) {」と書かれているとして

result = foo + bar; のときに result = foo.plus(bar); のように読み替えてくれるような感覚ですかねぇ？

なので、

4,3

とかの結果が出てくれば正解のはず。

オペレーターオーバロードは、両刃の剣と言うか、なかなかお茶目な機能です。
使い方を誤ると、訳のわからないバグが… (^^;

投稿2015/11/07 22:37

T.Kanno

総合スコア915

reotantan

2015/11/08 09:00

なるほど、なかなか分かりにくいですね。使うときにはなかなか注意しないといけないようです。回答ありがとうございました

T.Kanno

2015/11/08 13:15

ネストされたインクルードファイルの奥底に潜む、オペレータオーバーロードは、ときに摩訶不思議な動作を演出してくれる事がありました。(笑）

行動規範の内容に同意します

こんにちは。

これは「演算子のオーバーロード」と呼ばれる機能ですね。
詳しいことはこの辺が参考になりますが、ご提示された部分についてT.Kannoさんの説明を少し補足してみます。

基本はT.Kannoさんのおっしゃる通りで、下記２点です。
①「opertor+」と言うメンバ関数を定義している。
②operator(演算子)は、「演算子」の構文で使うことができる。

operator+というメンバ関数は、通常、result=foo.operator+(bar);のような構文で使いますね。
実際、下記のようにも書いてもちゃんと動作します。
result = foo.operator+(bar);
それを、result=foo + bar;と言う構文で使えるのです。適切に使えば可読性が上がりますね。

次に、(const CVector& param)の部分ですが、これもT.Kannoさんのおっしゃる通りで、「参照」です。
参照は一種のポインタです。対象のアドレスが渡されます。ご提示されたソースの場合はbarのアドレスが渡っています。
そして、受け取るだけで変更しないのでconstまじないをかけてます。
この「まじない」をかけることで連続して足し算できるようになります。

C++
1  CVector foo (3,1);
2  CVector bar (1,2);
3  CVector foobar(10, 20);
4  CVector result;
5  result = foo + bar + foobar;
6  cout << result.x << ',' << result.y << '\n';

試しにconstを外すとコンパイル・エラーになります。

result = foo + bar + foobar;

は

result = foo.operator+(bar + foobar);

とも記述できます。
bar+foobarのアドレス(これって変ですね)がoperator+へ渡されるわけです。
constがついて変更されないことが判っているので、コンパイラが良きに計らってくれることになってます。

【追記】
ああ、ごめんなさい。
operatorの定義はオーバーロードと呼ばれることが多いですが、ご提示された例のようにクラスoperatorの場合、元々定義されていないoperatorを定義しているだけですし、１つしか定義していない時は本来の意味の「オーバーロード」ではないです。
ご提示の例の場合は、オーバーロードではなく単に演算子を定義しただけです。
ですので、今回の例についてはオーバーロードは忘れて下さい。

投稿2015/11/08 02:03

編集2015/11/08 02:49