Laravelのメンテナンスモードで指定したIPからアクセスしてもメンテナンス画面になってしまう

Question

問題点

Laravelのメンテコマンドを実行し、許可するIPを設定してもメンテナンス画面になってしまいます。

開発環境では、メンテモードにしても自分のIPからであれば動かすことはできたのですが、
本番環境ではallowに自分のIPを設定したにもかかわらず、メンテナンス画面になってしまいます。

本番環境環境はALB配下にあるのですが、それが問題なのでしょうか？
それが問題だとした場合、コマンドでのメンテナンスモードでは解決できず、ミドルウェア等を実装して実現するしかないのでしょうか？

やったこと

$ artisan down --allow=xxx.xxx.xxx.xxx（自分のIP）

環境

AWS

開発環境：　EC2
本番環境：　ALB配下のEC2

どちらも自分のIPからはアクセス可能です。

〜〜〜

追記

CheckForMaintenanceModeをオーバーライドし、HTTP_X_FORWARDED_FORを読むようにしました。
※本番では未確認

    /**
     * Handle an incoming request.
     *
     * @param  \Illuminate\Http\Request  $request
     * @param  \Closure  $next
     * @return mixed
     *
     * @throws \Symfony\Component\HttpKernel\Exception\HttpException
     */
    public function handle($request, Closure $next)
    {
        if ($this->app->isDownForMaintenance()) {
            $data = json_decode(file_get_contents($this->app->storagePath().'/framework/down'), true);

            // ロードバランサー対応
            if (isset($data['allowed']) && IpUtils::checkIp($request->server->get('HTTP_X_FORWARDED_FOR'), (array) $data['allowed'])) {
                return $next($request);
            }

            if (isset($data['allowed']) && IpUtils::checkIp($request->ip(), (array) $data['allowed'])) {
                return $next($request);
            }

            if ($this->inExceptArray($request)) {
                return $next($request);
            }

            throw new MaintenanceModeException($data['time'], $data['retry'], $data['message']);
        }

        return $next($request);
    }

Answer 1

ミドルウェア等を実装して実現するしか

ここはその通りだと思いますが

コマンドでのメンテナンスモードでは解決できず、

これはそんなことないような

LB配下ってことならX-forwerded-forを判定材料に使うのが自然なことと、
Kernel見ると

 \App\Http\Middleware\CheckForMaintenanceMode::class,

を読み込んでるって事を考えると↑を拡張してX-forwerded-forを判定材料にするよう処理改良したら良さそうです。オーバーライド出来そうな関数もあることだし。

と言ってもサラッと見ただけで調査したわけじゃありません。解決したら解決に至ったコード書いてもらえたら嬉しいなー

Comments

[poteto4401]

解答ありがとうございます！
なるほど、そのあたり調査してみます！

[hentaiman]

よろしくお願いしま～す。用途はありそうだし、あさってまでに分からなそうならこっちも調べてみますね。
と言っても
https://laravel.com/api/5.8/Illuminate/Foundation/Http/Middleware/CheckForMaintenanceMode.html
handleを実装するだけで良さそうだけど

[poteto4401]

ローカル環境でHTTP_X_FORWARDED_FORを付与して確認することができました！
まだ本番環境では確認できておりませんが。
これ、HTTPSでも問題ないのでしょうか？

[hentaiman]

LBまでがhttpsでLBとWEBサーバー間はhttpですよね？

[hentaiman]

AWSのLBがどんな仕組みか知らないけど、外からLBまでをhttps通信にしてLBからアプリケーションサーバーまでをhttpにする事は普通のことだし、その際にLBでX-forwarded-forなどサーバー環境変数を付与してアプリケーションサーバーで使うのは普通の事ですよ

[poteto4401]

> LBまでがhttpsでLBとWEBサーバー間はhttpですよね？
そうです！

一旦解答はこのままにさせていただいて、本番環境で確認できたら閉じさせていただきますね！
ありがとうございます！

[poteto4401]

本番環境で確認できました！

[hentaiman]

結果教えてくれてありがとうございます。参考にさせていただきます～