Swift Incrementで困っています。

Question

皆様、質問がございます。よろしくお願い申し上げます。

質問

下記のa++、++aが何の処理を行っているのかが理解できません。

If the operator appears before the variable, it increments the variable before returning its value.

もしオペレータが変数の前に表示される場合は、オペレーターが値を戻す前に、その変数をインクリメント(加算)します。

If the operator appears after the variable, it increments the variable after returning its value.

もしオペレータが変数の後に表示される場合は、オペレーターが値を戻した後、その変数をインクリメント(加算)します。

と説明がありましたが、理解には至りませんでした。

Which choice is the output value of the following code:
var a = 0
let b = ++a
let c = a++
print("\(a)  \(b)  \(c)") //211

よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

質問文のコードは次のコードと同等です。

var a = 0
// let b = ++a
a = a + 1
let b = a

// let c = a++
let c = a
a = a + 1
print("\(a)  \(b)  \(c)") //211

++a は a を 1 つ増やしてから、その結果を式の値として返します。
a++ は 式の値としては、 a を返しますが、その後に a を 1 つ増やします。
(これらの記法と動作は c や java でも同様です)
a++, ++a は 普通なら２つの文で書くところを短く書く省略記法です。
for 文では

for var i = 0; i < 5; i++ {
  ...
}

のように ++ をよくつかいます。
この場合は ++i でも l++ でも、動作に差が発生しません。
ここでは i が 1 増えることだけが大事で、 i++ や ++i を何かの変数に代入していないからです。

Comments

[cheeeeeeese]

いつもご回答ありがとうございます。
お二方の説明により、簡単に理解が進みました！

Answer 2

前置インクリメントと後置インクリメントの違いですね。

インクリメントとは、変数の値を1増やす処理のことです。
前置と後置の本質的な意味は、質問に書かれている説明通りなのでしょうが、難しいことを抜きにして考えると、処理(計算)順序が変わります。
前置(++が変数の前にあるとき)の場合は他の演算より先に、後置(++が変数の後にあるとき)の場合は他の演算より後に、変数の値を1増加させます。

var a = 0
let b = ++a
let c = a++
print("\(a)  \(b)  \(c)")

質問文のこのコードを、インクリメントを使わずに書くとすると、

var a = 0

// let b = ++a
a = a + 1    // a = 1
let b = a    // b = 1

// let c = a++
let c = a    // c = 1
a = a + 1   // a = 2 

print("\(a)  \(b)  \(c)")    // 2 1 1

このようになります。

var a = 5
let b = ++a + 5
let c = a++ + 5
print("\(a)  \(b)  \(c)")

このようなコードを、インクリメントを使わずに書くとすると、

var a = 5

// let b = ++a + 5
a = a + 1       // a = 6
let b = a + 5   // b = 11

// let c = a++ + 5
let c = a + 5   // c = 11
a = a + 1      // a = 7

print("\(a)  \(b)  \(c)")    // 7 11 11

このようになります。

Comments

[cheeeeeeese]

ご回答ありがとうございます。
お二方の説明により、簡単に理解が進みました！