Rails ゲッター・セッターの記述がいらない理由が知りたいです

Question

Rubyの学習時にattr_accessorについて学びましたが、Railsではこれを記述せずともクラスのインスタンス変数を参照できてしまっていることに気づきました。

アクティブレコードの影響かとドキュメントを見ても、ゲッター・セッターに関する記述がありませんでした。

これを知らずともいまのところアプリケーションの作成に困ることはありませんが、なんとなく気持ち悪いのでぜひ教えていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします！

Answer 1

ActiveRecord::Baseを継承したクラスは
rails起動の際にデータベースにアクセスし(基本的に)クラス名を元に対応するテーブルの構造を読み取り
自動で、対応するゲッター・セッターを作成します。

Comments

[hamasaki_haruya]

テーブル構造からゲッター・セッターを作成する

いただいた上記の一文ですが、すごくわかりやすいです。
ありがとうございます！

Answer 2

オブジェクト思考言語にはgetter/setterを実現するプロパティという仕組みが備わっているのはご存知だと思いますが、Rubyはちょっと違います。
Rubyではインスタンス変数にアクセスするためのアクセスメソッドというものが用意されていて、対象となる変数名に対してattr_reader　attr_writer　attr_accessorのいずれかを宣言することでgetter/setterを個別に定義する代わりになります。

Comments

[hamasaki_haruya]

ご回答ありがとうございます。
アクセスメソッドについて、よくわかりました！

ただRailsになるとこのattr_accessorのようなアクセスメソッドの記述が一切見当たりません。
Railsの場合、アクセスメソッドはどこのクラスが担っているのでしょうか？

重ねての質問申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

[find]

Railsでよく使うコードとして「モデルクラス.new」というものがあります。これは「attr_accessor」の機能を使ってrailsに実装されていると思われます。
そのため、Railsのモデルクラスが持っている属性はRubyコードではattr_accessorに設定されていて、インスタンス変数を外部から読み出したり変更したりできるようになっているのです。

[hamasaki_haruya]

おかげさまで理解できました！

そもそも、モデルクラスはデータベースと繋がっているということを考えずに悩んでしまいました。

テーブルのカラム（属性）がそのままメソッドとして使えるのですね。

早々のお返事、ありがとうございました！