java 抽象クラスとインターフェースの使い分け

Question

java言語における抽象クラスとインターフェースの使い分けに関する質問です。

1: 抽象クラスはis-a関係インターフェースはhas-a関係にある。
2: インターフェースは多重継承が可能。
3: どちらも抽象メソッドを継承または実装するクラスにおいてオーバーライドが強制される。

以上のことはなんとなくわかるのですが、実際使うときにどのような基準で使い分ける必要があるのか教えていただきたいです。

Answer 1

抽象クラスでできて、インタフェースでできないことがあります。それは「フィールド変数」を持つことです。
これが必要な時、つまり派生クラスに共通のフィールド変数を持たせたいときに抽象クラスを使う、という考え方はできるかもしれません。
Java7以前にはインタフェースに具象メソッドを記述できなかったので、そういう共通メソッドを記述する場合にも抽象クラスの出番だったのでしょうが、今はインタフェースにデフォルトメソッドを記述できるので、その差異がなくなっていますので…。

Answer 2

1: 抽象クラスはis-a関係インターフェースはhas-a関係にある。

賛同できません。Java言語におけるinterfaceとその実装クラスは「is-a関係」です。

2: インターフェースは多重継承が可能。
3: どちらも抽象メソッドを継承または実装するクラスにおいてオーバーライドが強制される。

（項目2,3については、異議ありません。）

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実際使うときにどのような基準で使い分ける必要があるのか教えていただきたいです。

書籍 Effective Java にも、「抽象クラスよりもインターフェースを使え」とあります。抽象クラスでなければ解決できないという状況を除き、インターフェースを使うべきです。

Comments

[ein-narr]

抽象クラスでなければ解決できないというのは具体的にどういった状況のことを指すのでしょうか。

[gentaro]

抽象メソッドの実装でしょうね。