belong_to してもしなくても良いモデルで、FOREIGN KEY constraint failedが発生し主キー側のモデルが削除できない

Question

rails でアプリを開発しています。UserモデルとContract（契約）モデルがあってUserとContractは1対多の関係にあるけれど必ずしもUserに結びついていなくても良いという設計をしたいです。(ECサイトなどで会員登録なしで手続きができるようなもの）
そこでContractモデルを持ったUserを削除しようとすると次のエラーが出ました。

 $myapp(add-contract-model *) $ be rails c
Loading development environment (Rails 5.1.7)
irb(main):001:0> user =User.last
  User Load (0.2ms)  SELECT  "users".* FROM "users" ORDER BY "users"."id" DESC LIMIT ?  [["LIMIT", 1]]
=> #<User id: 56, name: "Alex", email: "[e-mail]", created_at: "2019-05-11 16:46:39", updated_at: "2019-05-11 16:46:57", password_digest: "$2a$10$EdvhTICXFX5eSU0YiseJ1u5a/kMl3a5FUi1b7NsOmiD...", info_mail: true, remember_digest: nil, admin: false, activation_digest: "$2a$10$74LztKR5t21vcewcwgjckejWxU1FiEG8IWDqlv1L/zY...", activated: true, activated_at: "2019-05-11 16:46:57", reset_digest: nil, reset_sent_at: nil>
irb(main):002:0> user.contracts
  Contract Load (0.2ms)  SELECT  "contracts".* FROM "contracts" WHERE "contracts"."user_id" = ? ORDER BY "contracts"."created_at" DESC LIMIT ?  [["user_id", 56], ["LIMIT", 11]]
=> #<ActiveRecord::Associations::CollectionProxy [#<Contract id: 6, other_content: "This is second contraction of Alex", user_id: 56, created_at: "2019-05-16 06:21:38", updated_at: "2019-05-16 06:21:38">, #<Contract id: 5, other_content: "I am Alex!", user_id: 56, created_at: "2019-05-16 06:20:58", updated_at: "2019-05-16 06:20:58">]>
irb(main):003:0> user.destroy
   (0.1ms)  begin transaction
  SQL (1.2ms)  DELETE FROM "users" WHERE "users"."id" = ?  [["id", 56]]
   (6.3ms)  rollback transaction
Traceback (most recent call last):
        1: from (irb):3
ActiveRecord::InvalidForeignKey (SQLite3::ConstraintException: FOREIGN KEY constraint failed: DELETE FROM "users" WHERE "users"."id" = ?)
irb(main):004:0> 

このエラーについて調べたところ、親モデルへのリンクを無効とするような削除はできないということらしいので、削除する前にUserモデルで
user.rb

 def add_nil
   contracts.each { |n| n.user_id = nil }
 end

このようにあらかじめ親モデルへのリンクをなくした状態でdesroyしたのですが
users_controller.rb

  def destroy
    user = User.find(params[:id])
    user.add_nil
    user.destroy
    flash[:success] = "削除しました"
    redirect_to users_url
  end

同様のエラーがでました。
のちにコンソールでadd_nilの部分だけ調べてみたら、ちゃんとuser_idはnilになっていました。

どなたかわかる方がいらっしゃいましたら　ご教授ください。よろしくお願いします。

contract.rb

class Contract < ApplicationRecord
  belongs_to :user, optional: true
  default_scope -> { order(created_at: :desc) }
end

バージョン
rails 5.1.6

Answer 1

UserモデルとContract（契約）モデルがあってUserとContractは1対多の関係にあるけれど必ずしもUserに結びついていなくても良いという設計をしたい

であれば、外部キーは設定できないです。外部キーは必ず子テーブルで持っているの親テーブルのキーが親テーブルに存在しなければなりません。

Comments

[shumbow]

そうなんですか。子テーブルの外部キーをnilにすることは今のところできそうなのですが、そういった場合、親テーブルは子テーブルを見つけられるのでしょうか？

[Orlofsky]

外部キーの用途を間違っていませんか？
SQLでの記述ですが、参考に。
https://qiita.com/Papageno/items/0c685bfbce2d3af60fd4

[shumbow]

今確認してみたところ、user_idをnilにしたらContractオブジェクト自体消えていました。自分のしたい設計を実現するには、Contractモデル自体をユーザーに紐づくものと、紐づかないもので別に設計するしかないですかね、できれば一緒の方が管理しやすいかなと思ったのですが
User削除とContract削除を紐づけないのは、ユーザーが契約してすぐに会員削除した場合などContractの中身が確認できなくなってしまうのを危惧しているためです。そこでContractを逐一別のデータベースに保存していく方法などはないでしょうか？

[Orlofsky]

UserとContractは1対多の関係にあるけれど必ずしもUserに結びついていなくても良い、ってデータにどうしても外部キーを付けたければUserにダミーのデータを作ってContractの無理やり親データにする(かえって面倒かも？)

[shumbow]

なるほど、参考にさせていただきます。

Answer 2

contracts.each { |n| n.user_id = nil } ではオブジェクトを書き換えただけでDBに保存されていないためです
contracts.update_all(user_id: nil) 等のDBに反映させる処理が必要ではないでしょうか

そもそもの話

ただECサイトなどで会員登録なしで手続きができるようなものであっても
内部的には一時的なゲストユーザーを作りそれと紐付けるような形にしておかないと
AさんとBさんが同時に会員登録なしで手続きを行うときに区別が不便ではないでしょうか？

Comments

[shumbow]

ありがとうございます！今からやってみます！会員登録がない場合でも手続きするときにContractモデルでは個人情報を打たないといけないので区別できると思います、、またエラーが出たらよろしくお願いします

[shumbow]

やってみましたが上のOrlofskyさんがいってみえるように、そもそもアソシエーションがあるときは外部キーをさわっちちゃいけないのかもしれないです

[shumbow]

もう一度rails consoleで確認してみたら、user.destroyといきなりせずに、Contractオブジェクトのuser_idをnilに、次にdestroyとしたところ期待通りの動作になりました。つまりdestroyアクションがうまく動いていないのでしょうか？コンソールでメソッドエラーなどは出ていないのですが、、。

[shumbow]

もしかしてなのですが、コンソールでのuser.destroyは、コントローラーの
destroyアクションとは別物ですね、勘違いしていました！