Visual Studio の「参照の追加」の.NETタグとCOMタグの違い

Question

Visual Studioで「参照の追加」をクリックすると、下の5つのタブのダイアログボックスが表示されます。

• .NET
• COM
• プロジェクト
• 参照
• 最近使用したファイル

このうちで下の3つの意味は分かるのですが、上2つの違いがわかりません。
どなたか教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします。

参考ページ：https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/wkze6zky%28v=vs.100%29.aspx

Answer 1

.NET
COM

上記はそれぞれ、端末にインストールされている.NETライブラリとCOMモジュールをプロジェクトから利用できるようにするものですが、目で見てわかる違いはあまりないと思います(どちらもツールボックスに新しく項目が追加される)。

本来COMモジュールは.NET以前の技術で使用されていたライブラリなので、中身のつくりが.NETライブラリとは違っています。現行のVisual Studioではそれらを.NETライブラリとして使用できるようにラッパーをかぶせてくれるようになっています。

.NET発売以前のプロジェクト(主にVB6.0)をコンバートして.NETプロジェクトにするために現行のVisual StudioでもCOMがサポートされているのだと思います。

とはいえ、いずれCOMはサポートされなくなるかもしれませんので、どうしてもCOMでなければならいない場合以外は.NETのライブラリを使用した方が良いと思います。

Comments

[penguinshunya]

.NETとCOMの関係性を理解することができました。

自宅で使用しているVisual Studio CommunityにはCOMタグがありませんでした。
もしかしたら、もうサポートは終了しているのかもしれません。

回答ありがとうございました！