askopenfilenameで、なぜtkウィンドウが必要なのか?

理解したいこと

プログラミング初心者です。
お手柔らかにお願いします。

使用しているPC:Mac OS

環境：Anaconda

現在、python言語で、「テキストファイルの読み出しと書き込み」を勉強しています。

そこで、 "ファイルをオープンダイアログで選ぶ"という項目で、tkモジュールを用いたファイルの選び方が本に紹介されていました。

本に書かれていたコードの内容は以下です。

import tkinter as tk
import tkinter.filedialog as fd

root=tk.Tk()
root.withdraw()

file = fd.askopenfilename(
title="ファイルを選んでください",
filetypes=[("TEXT",".txt"),("PYTHON",".py"),("HTML",".html")]
)

if file:
with open(file,mode="r",encoding="utf_8") as fileobj:
text=fileobj.read()
print(text)

※tk.Tk()で作られるウィンドウを tk ウィンドウと書きます。

上記のプログラムで、root.withdraw()によって　tkウィンドウ(ルートウィンドウ or オーナーウィンドウ ?)が表示されていないのはわかりました。

しかし、tk ウィンドウがそもそも必要な理由についてわからず、

root=tk.Tk()
root.withdraw()

の部分を消して、実行しました。
すると、ダイアログとともにtkウィンドウが作成・表示されました。

tkモジュール内のaskopenfilename関数を用いたからでしょうが、この関数を用いるのにtkウィンドウが表示される理由がわからず悩んでいます。

ここで、tkウィンドウは何の役割を持って作成されたのか。また、どうしてtkウィンドウが出てきたのか。

をプログラムの仕組みから教えてくれるとありがたいです。

鵜呑みにすることもできるのですが、少し気になっています。

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

tkinterのアプリケージョンが動作するためには、全てのGUI部品の親となるrootウィンドウが必要です。通常のアプリケーションであれば、このrootウィンドウに部品を配置することで、画面を作ることになります。
今回の使い方のように、ダイアログだけ必要としている場合はrootウィンドウは不要ですが、必要になります。

なので、askopenfilename が呼ばれたときにrootウィンドウが存在しない場合は、自動的に作成されるようになっているのです。

あなたが参考にしたコードでは、この、不要な画面を見えなくするために、あらかじめ作成して隠しておくようにしているのです。