Optionalをguardでアンラップするとワーニングが出てしまう

Question

SpriteKitのViewを使う際にself.view!.frame.widthこのようにアンラップを書くようにXcodeが促します。

サイズの指定などによく使うためguard節でアンラップをしたいと考え下記のようにラップをしてみました。

guard let view:SKView = self.view! else {
            return
        }

するとoptional valueではないと怒られてしまいました。warningの内容は下記になります。

Non-optional expression of type 'SKView' used in a check for optionals

!や？をつけないとエラーになるのにguardを使ってアンラップをするとoptionalじゃないと怒られて何が何だかわかりません。
どうするのが正解なのでしょうか？

Answer 1

guard節は、letで宣言した変数がnilの場合に、else節を実行するものです。
letで宣言した変数がnilに成り得ない場合、guard節を使用する必要がないためビルドで弾かれます。

// self.view: UIView?
guard let view: SKView? = self.view else {
    // viewがnilなら、ここの処理が実行される
    return
}
// viewがnilでないなら、ここの処理が実行される

let width: CGFloat = self.view.frame.width //× self.viewがnilの可能性があるため、ビルドで弾かれる
let width: CGFloat = self.view!.frame.width // self.viewがnilでないことを宣言する

Comments

[hodoru3sei]

なぜnilの状態がありえないのにoptional型でviewが設定されているのでしょうか？

[dsuzuki]

self.viewがライブラリのどこかのクラスのどこかのプロパティでしたら、ライブラリ開発者にご確認ください。
nilになるケースがあるのか、別のクラスを継承したことによる弊害かわかりませんが。

[fuzzball]

@hodoru3seiさん

weak var view: SKView? { get }
だからnilはありえますよ。
https://developer.apple.com/documentation/spritekit/skscene/1519726-view

そもそも、
>>なぜnilの状態がありえないのにoptional型でviewが設定されているのでしょうか？
という質問はどこから出てきたのでしょうか？

[dsuzuki]

> fuzzballさん
補足ありがとうございます。

Answer 2

dsuzukiさんの回答の補足のような形になりますが、

guardを使ってアンラップをするとoptionalじゃないと怒られて何が何だかわかりません。

guardでアンラップする前にself.view!でアンラップしているからです。