logging モジュールのLogRecordFactoryについて

Question

pythonの初心者です。

logging.getLogRecordFactory()
logging.setLogRecordFactory()
によって任意のLogRecordの属性を追加できるとありますが、
公式リファレンスにもある”ログレコードを生成するファクトリ”における『ファクトリ』とはどのようなもの（クラス、関数...）ですか。またLogRecord属性のみ（任意属性なし）の場合のrecord生成にもファクトリが関与しているのですか。

また下記コードの関数の定義文中の
record.custom_attribute = 0xdecafbad
の部分はなぜこう書くのですか。インスタンス変数のように思いますがクラスでないためどのような位置付けなのかわかりません。

解決済みです。

初歩的な質問で恐縮ですがご教示お願いいたします。

該当のソースコード（公式ドキュメントより）

old_factory = logging.getLogRecordFactory()

def record_factory(*args, **kwargs):
    record = old_factory(*args, **kwargs)
    record.custom_attribute = 0xdecafbad
    return record

logging.setLogRecordFactory(record_factory)

Answer 1

私の備忘録ということの為、読みにくさ、不確かさはご了承ください。
また間違い等ございましたらお知らせいただければと思います。

まず
from logging import *
を行なったことを前提に書きます。

a = getLogRecordFactory()
print(a)

にて得られるオブジェクトは LogRecordオブジェクトのようです。loggingはこのオブジェクトを元にログ記録ごとにLogRecordインスタンスを生成します。(=factory?)

よって任意属性を追加したい場合はこのオブジェクトに追加します。
←この部分が質問文の

def record_factory(*args, **kwargs):
    record = old_factory(*args, **kwargs)
    record.custom_attribute = 0xdecafbad
    return record

です。
record.custom_attribute = 0xdecafbad 部はfactory(オブジェクト)に任意属性(インスタンス変数)を後付けで定義しているという事です。

終わり