wordpressのリビジョン機能の無効化について

Question

wordpressの初心者ですが、初めて投稿します。
wordpress ver.4.3.1

wordpressの基本機能である「リビジョン」と「自動下書き」はデータベースを圧迫する・IDを無駄に消費するという理由で無効化する人が多いと思います。
今回はこの「リビジョン機能の完全停止」について質問させていただきます。

私は最近wordpressを始めたばかりで、ブログを作成する中でこの問題に直面し、あらゆるサイトを参考にして以下の方法で解決しようとしました。

・プラグインDisable Revisions and Autosaveの導入
・プラグインRevision Controlの導入
・wp-config.phpの改良

まず始めにプラグインを漁り「Disable Revisions and Autosave」という2008年頃に作られたものを見つけたのですが、配布ページのリンクが切れていてダウンロード出来ません。

次に「Revision Control」というプラグインをインストールして、有効化し、追加された「リビジョン」という設定項目から「投稿リビジョンを保存しない」を選択し保存しました。
しかし、どうやら機能は生きているようで(作業をしながら)数時間が経ち、データベースのwp_postsテーブルを見てみるとinheritという値でリビジョンが公開している記事の分だけ勝手に生成されてしまいます。

仕方なくプラグイン以外の方法でwp-config.phpを開き
require_once(ABSPATH . 'wp-settings.php');
の記述より上に
define(‘WP_POST_REVISIONS’, false );
と書いて停止しようとしました。
しかし、先ほどと同様、時間が経つといつの間にか勝手に生成されてしまうのです。

個人的には何も対策しない初期状態に比べると、新規の記事投稿時にinheritという値が生成されないのはおそらくプラグインまたはwp-config.phpが効いている証拠だと思います。しかしそれでもリビジョン機能は完全には消え去っていません。
そのためおそらく、(記事投稿画面を開いたり、ホームを開いたり)作業をする中で何か記事のリビジョンを作ってしまう動作をしているのか、または
wordpressのバージョンが原因でプラグインが対応していないからではと思っています。

どうにか「wp_postsテーブルにinheritというリビジョンレコードを一切生成しない」ようにしたいです。

そこで問題解決ができるよう内部に詳しい方、どうか知恵をお貸しいただけないでしょうか？
非常に困っているのでどうぞよろしくお願い致します。

Answer 1

丁寧で分かりやすい回答ありがとうございます。

おっしゃる通り自動保存機能と合わせて停止しないと、post_statusがinheritのレコードが生成されてしまうようです。
私が質問の冒頭で書きました「自動下書き」と言うのはまさに回答者様のおっしゃる「自動保存」という機能のことで、リビジョン機能停止と同時に格闘していた機能です。

「自動保存」については教えて頂いたURL先の記述と同様の事を試行し、ある程度無事に機能を停止させることに成功しました。
ある程度にというのは、現在のwordpressのバージョンの関係か、他サイトで紹介している機能停止の方法を試しても、完全には機能を停止することが出来ないということです。
例えば新規投稿画面に移動した後、記事を保存しないで他の管理ページに移動するとwp_postテーブルには自動保存のレコードが生成されてしまいます。
自動保存機能の停止について

そのためこの問題の解決策があれば是非教えていただきたいのですが、本件は「リビジョン機能」についてなので、ここまでにします。

話が逸れましたが、「リビジョン機能の停止」については納得のいく結果が得られました。
post_statusがinheritだったことにばかりに目が奪われ、post_typeがattachmentだったのに気づきませんでした
もう一度wp_postのpost_statusがinheritのレコードを見なおした所、新規記事投稿から不定時間に勝手に生成されたレコードは全て、post_typeが「attachment」でした。
attachmentについて
上記URL先の「添付ファイル」という項目を見ていただくとattachmentについてかいてありました。

どうやら自分が記事数分のメディアファイルをアップロードしていたことが原因で生成されたレコードだったみたいです。
とすると、プラグインも無事機能し自動保存もある程度抑止出来ているようです。

お付き合いいただきありがとうございました。

Answer 2

自分もWordpress初心者ですので、不正確な点があったらゴメンなさい。

個人的には何も対策しない初期状態に比べると、新規の記事投稿時にinheritという値が生成されないのはおそらくプラグインまたはwp-config.phpが効いている証拠だと思います。しかしそれでもリビジョン機能は完全には消え去っていません。
そのためおそらく、(記事投稿画面を開いたり、ホームを開いたり)作業をする中で何か記事のリビジョンを作ってしまう動作をしているのか、または
wordpressのバージョンが原因でプラグインが対応していないからではと思っています。

これは理解が少し違っていると思います。

Wordpressの 投稿履歴 は posts テーブルに保存されますが、履歴には以下の二種類があります。
0. リビジョン
0. 自動保存

そして、それらは以下の３つのカラムで管理されます。

ですので、「投稿リビジョンを保存しない」だけでは「inherit」という「post_status」のレコードはなくならないのだと思います。
この辺の仕様については、下記の説明をご参照ください。
リビジョン管理
⇒ 「投稿履歴の保存方法」という項目を御覧ください。

したがって、「リビジョン機能がまだ働いている」とか、「バージョンが原因でプラグインが対応していない」ということではないのだと思います。
つまり、「inherit」という post_status のレコードが生成されないようにするには、「リビジョン」を保存しないだけでなく「自動保存」も停止する必要があるのではないでしょうか？

リビジョンや自動保存をコントロールする方法については、下記の説明が分かりやすいと思いますので、お試し頂ければと思います。
「リビジョン」「自動保存」の違いと機能を停止・無効化する方法

もし、自動保存を停止しても「inherit」という post_status のレコードが生成されてしまうのであれば、定期的にお掃除する運用でカバーするしか方法がないと思います。