pipとanacondaについて

Question

pipでライブラリをインストールできるならばanacondaを使うメリットはもう無いのですか。

Answer 1

個人的には、anacondaを知ったときに「なんか信頼できない」と思って、ずっとpipやvirtualenvなどで環境を管理してきたので、そもそも特にanacondaにメリットは感じません。

たぶん人によっては手軽と感じるんだろうけど、初心者向けでも上級者向けでもないという印象。中級者と超上級者ならいいでしょう。

Answer 2

pipでパッケージをインストールする場合、Pythonのコードではなくて、C言語のソースをダウンロードして、コンパイルして、共有ライブラリ（とそのPythonバインディング）としてインストールするようなパッケージがあります。
pip（あるいはwhl）はそういった手順を標準化するツールでもあります。

macOSやLinuxを使っている分には別にそれ自体が問題になることはありません。
C言語環境だったり、インストールしたいパッケージに必要な別のライブラリだったりをシステムに用意するのは難しいことじゃありません。というかC言語環境はあるのがあたりまえとも言えます。

これでひっかかるのがWindowsユーザです。C言語のコンパイラが必要です、とか言われたらパニックになる（人が多数派）でしょう。
anacondaはそういった人にやさしいです。
共有ライブラリの形で提供されるPythonパッケージも、あらかじめビルドされたバイナリを配布しています。
Pythonパッケージが必要とする別のライブラリ(lxmlとかopensslとか)も、あらかじめビルドされたバイナリを配布しています。

LinuxやmacOSなら当たり前のように存在しているライブラリでも、それがなんなのかさっぱりわからないWindowsの人には、anacondaが勝手に入れてくれるというのは嬉しいのでしょう。

反対に、LinuxやmacOSだと、OSにすでに入っているライブラリを無視して、anacondaの中に同じ共有ライブラリを重複してインストールされるのは嫌だな、と私などは感じます。無駄ですから。
（程度問題でしかないですが）

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環境が分離されてトラブルが減るだろうと（判断できてかつそう）思う人は、anacondaを好むでしょう。
同じライブラリが複数あることがトラブルや勘違いのもとになりそうだなと思う人は、anacondaを嫌うでしょう。
何か起こっても自分で調べられるしトラブルがあったらanacondaをやめればいいだけだし、普段は簡単に済ませておけば別にそれでいい、と思う人はanacondaでよしとするでしょう。

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個人的には、
どっちかを使うと決めたらずっとそちらを使う
という態度ではなくて、両方どういうものかわかった上で環境や状況で使い分ければいいと思います。

Answer 3

anaconda使ってます。
お手軽さなら、こっちかなと思います。
Anaconda Navigator で、ライブラリの一覧をGUIで見れるし、依存関係も自動でインストールしますね。

もうちょっと使い込んだら、また変わるかもしれませんが、当面は、anaconda。
デメリットは、、多分、不要と思われるライブラリ多数。

conda, pip 混ぜるな危険ｄ＾＾；

との事なので、pipは、当面、参照のみ。

Answer 4

conda, pip コマンドメモ
conda, pip 混ぜるな危険ｄ＾＾；
pip install とconda install　は何が違うのか
「追記」同じ文言が有ったのでｗ
condaとpip混ぜるな危険