データフレームをorder()を用いて並び変える際の、要素の参照のさせかたについて

Question

Rを独学で学んでいる素人です。データフレームを特定の列について昇順に並び替えて表示させる際、要素の参照のさせかたで疑問があります。

例えば↓のような生徒の名簿をつくる状況です。

name <-  c("たろう", "たけし", "はなこ")
age <- c("10", "12", "11")

students_df <- data.frame(name, age)

#年齢順に並び替えたい
by_age <- order(students_df$age)
students_df[by_age,]

以下のような表が出力されます。

	name	age
1	たろう	10
2	はなこ	11
3	たけし	12

ここで、最後の行のstudents_df[]は、どうしてby_ageがageのことを指していると認識できるのでしょうか。
by_ageは1 3 2 という(たろう→はなこ→たけしの順で若いね、という意味の)数を格納していますが、これをstudents_dfにいきなり渡したところで、これがage行の順番を表すものだよということは自明ではないように思われます。
order()のドキュメントを見てもわからずここで質問させて頂きました。
ご回答頂けたら幸いです。

Answer 1

こんにちは。

最後の行のstudents_df[]は、どうしてby_ageがageのことを指していると認識できるのでしょうか。

students_df[]はby_ageの順番によって行が並び替えられているので、ageを認識しているわけではありません。

students_df[by_age, ]はstudents_df[c(1,3,2), ]と同じで、**「students_dfを1列目→3列目→2列目の順番で出力する」**という意味になります。

ご不明な点がございましたらご質問をよろしくお願いいたします。

Answer 2

ベクトルageを並び替えて作ったc(1,3,2)が、とりもなおさずstudent_dfのage列の順番と同じだから。元が同じなんだから当たり前ですね。