まずは基本的な用語についてご説明いたします。
◆ライフサイクル
Mavenは「default」「clean」「site」という、規程された3つのビルド・ライフサイクルがあり、
特定の成果物(プロジェクト)をビルドして配布するためのプロセスが明確に定義しています。
これはMavenのツールとしての仕様ともいえる部分なので開発者が追加することはできません。
このように予め定められたルールに則ることで、
Mavenのコマンドさえ知っていれば、誰でも同じ作業ができるということになります。
・default … プロジェクトの基本ビルド作業全般をハンドリングするライフサイクル
・clean … プロジェクトのクリーニングをハンドリングするライフサイクル
・site … プロジェクトのサイトレポートの生成をハンドリングするライフサイクル
◆フェーズ
フェーズとは、ビルドライフサイクルを構成する要素となります。
要は、各ライフサイクルの中でどのような作業(例. コンパイル、テストなど)を実施するのか、
その単位を定めたものとなります。
ライフサイクル同様こちらもMavenの仕様となります。
mvn <phase>
コマンドを実行することで、そのフェーズ及びそのフェーズに必要な処理が実行されます。
◆ゴール
ゴールとは、Maven のプラグインが持つ機能のことです。
mvn <phase>
コマンドを実行した場合の処理は、実際にはフェーズに紐付けられたMavenのプラグインのゴールが実行されていることになります。
例えばmvn compile
コマンドを実行した場合、内部的にはmaven-compiler-plugin の compile というゴールが実行されています。
整理すると、「ライフサイクル」を構成する「フェーズ」に対して、実行したい処理(プラグイン)のゴールを紐付けることでMavenは各種処理を実行しているといえます。
ご参考:http://www.techscore.com/tech/Java/ApacheJakarta/Maven/7
Eclipse と Mavenの連携についてですが、
こちらは通常コマンドラインから実行するMavenの操作がEclipse上からできるようになるというだけですので、特にリモートデバッグは関係ないかと思います。
質問の意図が明確にくみ取れているか自信がありませんが、
EclipseとMavenを利用しつつ(リモートではない)デバッグというのは普通にできることかと思います。
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2015/10/06 03:32