ImageJ Scale内の”Average when downsizing”の仕組みについて

Question

画像処理ソフトImageJについての質問です

Image→Scaleメニューにて”Average when downsizing”というチェックボックスがあるのですが、これは一体内部でどの様な処理を行なっているのでしょうか。

画像サイズを小さくするときに有効らしいのですが、処理内容がわかりません

一応現在の環境も載せておきます
Mac OS 10.13.6
ImageJ 1.52a

何卒よろしくお願いします。

Answer 1

例として 8bit 3x3 ピクセルの画像を 1x1 ピクセル に縮小する場合はこのようになります。

"Average when downsizing" はその名の通りサイズ縮小時に平均をとるかどうかを指定する項目です。
チェックがない場合だと特定のピクセルの輝度値を残し、その他のピクセルは間引かれます。
チェックを入れていると関係するピクセルの輝度値の平均を用います。
上の画像の場合の輝度値は次のようになっています。

0	255	0
255	0	255
0	255	0

チェックなしだと黒く見えるピクセルの輝度値 0 が選択され他は無視されますが、チェックしている場合の輝度値は平均をとるので、(0+255+0 +255+0+255 +0+255+0)/9 から 113 になります。

Comments

[switch_6270]

回答ありがとうございます！
一つ質問なのですが、”関係するピクセル”というものはどの様に決まるのでしょう…

[fiwa]

どの範囲の平均をとるかは縮小率によって変わってきますよね。「面積平均法」とかでググってみて下さい。

[fiwa]

↓こことか
http://touminote.blog.shinobi.jp/Entry/61/

[switch_6270]

わざわざありがとうございます。
頑張って理解していきたいと思います…