runtimewarningのときに処理をとめるには

Question

numpyをつかって演算をしているときに0除算をしてしまっても
runtimewarningの言葉だけでてきて，とまってくれません

0除算をしたタイミングでプログラムをとめるにはどうすればよいでしょうか

import numpy as np

try:
    np.array([1])/0.0
except Runtimewarning:
    print("とまった")

このような形で書いてみましたが，「とまった」の部分に入ってくれません

Answer 1

import numpy as np

try:
    np.array([1])/0.0
except RuntimeWarning:
    print("とまった")

と書いて

python -W error runtime.py

のように-W errorを付けて実行すればRuntimeWarningを捕まえられます。

追記

import warnings
warnings.simplefilter('error')

上記で-W errorの代替とすることもできます。

Comments

[kohekoh]

ありがとうございます

Answer 2

こちらのQAを参考にして書けそうです。
StackOverflow - How do I catch a numpy warning like it's an exception (not just for testing)?

import warnings
import numpy as np

with warnings.catch_warnings():
    warnings.filterwarnings('error')
    
    for i in range(-5, 5):
        try:
            print(i, np.array([100]) / i)
        except RuntimeWarning as e:
            # print(e)
            break

実行結果 paiza.io

-5 [-20.]
-4 [-25.]
-3 [-33.33333333]
-2 [-50.]
-1 [-100.]

ただ実際のところ、除数が0であるか事前に判定するのが楽なようにも思います。

---

numpy.seterrというものもあり、次のように書けます。

old_setting = np.seterr(divide='raise')

...と思いきや、上手く働いてくれないのです。なんでだろう。

追記：
tachikomaさんのコメントを受けて、次のように書けば良いことに気付きました。

old_setting = np.seterr(divide='raise', invalid='raise')

Comments

[tachikoma]

0/0の計算をさせてるからじゃないでしょうか。1/0の形などにすれば期待通りの挙動になると思います。

[LouiS0616]

ほんとですね。回答に反映させていただきました。
ご教示ありがとうございます。

[kohekoh]

ありがとうございます